サケの川登りアクション『Upstream』Steamにてお披露目、2025年リリースへ。蟹や釣り針を避けたり跳んだりしつつ生まれた地を目指す、たった2ボタンの遡上アクション

Gllama Gamesは11月30日、『Upstream』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年にリリース予定。

デベロッパーのGllama Gamesは11月30日、『Upstream』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年にリリース予定。

『Upstream』はプラットフォームアクションゲームだ。プレイヤーは産卵期に入った鮭となって、Mountain Springを遡上し、生まれ育った川へと戻ることになる。

しかし遡上にあたっての道のりは険しい。泳ぐだけではなく、ときには空中に跳ね上がって目的の場所まで飛んでいく必要がある。

ほかにも公開されたトレイラーでは、一定時間で消えてしまう地形、また巨大な蟹や釣り針らしきものなど、鮭の生命を脅かしかねない存在もちらほら見られる。そうした脅威を避け、巧みに水場を渡り歩きながら生まれの地まで遡上していくこととなるようだ。ちなみに、本作では太平洋岸北西部の生態系などの環境をモチーフにしているという。

本作をプレイするにあたり、鮭を操作するには左右の2ボタンしか使わないとのこと。Gllama Gamesが公開したショートによれば、まずニュートラルの状態から左右いずれかのボタンを押すと、その方向に鮭が回転し始める。もう一度ボタンを押すと、鮭が向いている方向に前進するとのこと。

つまりボタンを押すたびに、回転と前進を繰り返す仕組みとなっているようだ。これを左右両方について高速でおこなうと、あたかも尾びれを左右に動かして直進するような動きになるという。なお、前進中に左右どちらかのボタンを押し続けていると、その方向に前進しつつ曲がっていくとのこと。2ボタンという非常にシンプルな操作体系ながら、自由に遡上をおこなうことができそうだ。

本作を手がけるGllama Gamesはアメリカ・シアトルに拠点を置くスタジオだ。本作はGodotによって制作されており、Gllama Gamesにとって初めてリリースするゲームとなるようだ。最新情報は公式Discordで展開しているとのことで、気になる人は参加してみるのもいいだろう。

『Upstream』はPC(Steam)向けに2025年リリース予定だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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