島オープンワールド魔女宅配ゲーム『Mika and The Witch’s Mountain』8月22日配信へ。一人前の魔女を目指し、ほうきで飛び回り荷物をお届け
デベロッパーのChibigは6月27日、配達アドベンチャーゲーム『Mika and The Witch’s Mountain』を8月21日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch。Steamストアページによると、日本では時差の関係で8月22日配信となるようだ。ゲーム内は日本語表示に対応予定。
なお本作はPS5版も開発されており、Chibigによるとこちらは年内に後日配信予定とのこと。また、本作の国内Nintendo Switch/PS5版は、Pikii合同会社から『ミカと魔女の山』として販売される予定となっており、現時点では2024年発売予定とだけ案内されている。
『Mika and The Witch’s Mountain』は、見習い魔女のミカを主人公とするアドベンチャーゲームだ。舞台となる島に存在するゴーン山の頂上で暮らす魔女を訪れたミカは、一人前の魔女になるためとして山のふもとまで落とされ、自分の力で戻ってくることを命じられる。
山の頂上へは空飛ぶほうきで向かうこととなるが、山から落下した際にミカの愛用のほうきが壊れてしまう。その後、工房の職人と出会い修理してもらうこととなるが、ゴーン山の頂上まで飛ぶにはパワーが足りない。そこで彼女は、ふもとの村で配達員の仕事を始めることとなる。稼いだお金で、職人にほうきをアップグレードしてもらうのだ。
自然あふれるオープンワールドの島には多数の住民が暮らしており、プレイヤーは配送会社の拠点で荷物を預かり、指定の住民に届けてあげる。空飛ぶほうきには自由に乗り降りができ、島の空を駆け回ってお届け先を探すこととなる。ただし荷物を手荒に扱うと傷んでしまい、報酬に影響するため、慎重に運ばなければならない。また、配達先の住民から、別のお届け物を頼まれることもあるようだ。
そうして配達をこなし、報酬を得てほうきをアップグレードすることで、到達できるエリアが拡大。また、住民たちと交流するなかで物語も展開していく。このほか、島には何らかの秘密が隠されており、隅々まで探索してそれを探す要素も存在する。
本作の開発元Chibigは、『Ankora: Lost Days』や『Summer in Mara』などを手がけたことで知られるスペインのデベロッパーだ。本作『Mika and The Witch’s Mountain』は、「魔女の宅急便」などのジブリ映画や、『A Short Hike』『ゼルダの伝説 風のタクト』といったゲーム作品から影響を受けて開発されているとのこと。
『Mika and The Witch’s Mountain』は、PC(Steam)向けに8月22日配信予定。Nintendo Switch版およびPS5版の日本での配信日については、国内販売元のPikii合同会社から今後発表されるだろう。