電気街メイド喫茶運営スローライフ『電気街の喫茶店』11月18日配信へ。“オタクの街”大阪・日本橋で、メイドたちと過ごすゆったり日常

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは11月5日、『電気街の喫茶店』を11月18日に発売すると告知した。

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは11月5日、『電気街の喫茶店』を11月18日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、通常価格は税込2200円。発表にあわせて声を担当する声優陣や、日本橋の店舗とのタイアップ情報も公開されている。

『電気街の喫茶店』は、上海のデベロッパー冒険者酒館が手がける、メイド喫茶スローライフADVである。本作の舞台は、大阪・日本橋のメイド喫茶ふわふわ。主人公はブラック企業で働いていた人物だ。本作では、会社を辞めて衣食住を失った主人公が、日本橋の片隅にあるメイド喫茶ふわふわを訪問。メイドのシロと出会ったことをきっかけに、店長代理として潰れかけのメイド喫茶を運営することとなる。

ふわふわに勤めるメイド兼メインヒロインとして、憧れのメイドさんになろうと努力しているアニメ・ゲームオタク少女のシロ。食いしん坊のゲームオタクギャルであるミユ。意味深な口調で話すゴスロリ少女ファフナ。実家の神社で働く関西弁の巫女ほのかの4人が登場。主人公の心とメイド喫茶が活気を取り戻していく、メイド喫茶でのゆったりとした日常が繰り広げられる。なおメイドたちの声は、シロを長谷川育美さん、ミユを伊藤彩沙さん、ファフナを鈴代紗弓さん、ほのかを石川由依さんが担当している。

主人公は店長代理として、メイド喫茶を運営する。大きな仕事としては、メイドたちへの仕事の割り振りをおこなう。たとえばサービス精神旺盛なシロをホールでの接客を頼み、料理が得意なミユにキッチンを任せるなど、適材適所の配置が重要になるようだ。店の営業時間中は、主人公自身もメイド喫茶の仕事を手伝う。時折訪れる特別なお客様に対しては、それぞれのニーズにあわせてコーヒーを提供。ベースのコーヒーを選び、追加する食材を選ぶことで、特別なコーヒーを用意する。店長代理として店を支えることで、メイド喫茶ふわふわを立て直していくのだろう。

また主人公は、メイドとして働く4人のヒロインたちと日々を過ごす。買い物に出かけたり、一緒に映画を見たり、カラオケで遊んだりなど、大阪・日本橋の電気街での時間が描かれるわけだ。ヒロインたちと過ごす中では、電気街を不幸に陥れるという悪霊騒ぎや、商店街を巻き込んだ一大キャンペーンなども発生。さまざまなイベントと共に、4人のメイドとのシナリオが繰り広げられる。

そのほか本作では、ドット絵のグラフィックと実在店舗とのタイアップによって、日本橋の情景がゲーム内で表現されている。タイアップ店舗は、通天閣やスーパーポテトなど16店舗以上。各店舗では買い物や食事も可能となっている。本作では実在店舗も含めた日本橋が描かれているわけだ。タイアップ店舗は以下のとおりである。

日本橋店舗コラボ一覧

  • 1904/04
  • たこ焼き得心 日本橋店
  • カラオケ レインボー
  • くそオヤジ最後のひとふり
  • ゲーム探偵団
  • JUNGLE
  • 駿河屋
  • Swallowtail
  • スーパーポテト
  • ソフマップ
  • 通天閣
  • 兎月屋書店
  • ドラゴンスター
  • 日本橋商店会
  • 無限麻辣湯
  • めいどりーみん

本作は、夜は開発資金のためにゲームバーもやっているという、中国・上海のデベロッパー冒険者酒館が手がけている。代表の劉博文氏は、横浜出身の中国人。同氏は大阪・日本橋やメイド文化が好きであり、日本橋のオタク文化をゲーマーに伝えたいこともあり、舞台が日本橋になったのだという。

今回の発表では、発売日の告知にあわせてタイアップ店舗情報やインディーゲームコラボ情報が公開。本作では実在店舗以外に、『溶鉄のマルフーシャ』『VA-11 Hall-A』といったゲームとコラボしており、コラボタイトルのグッズがカプセルトイなどとして登場するそうだ。詳細情報については、発売に向けて公式X(旧Twitter)上などで順次公開予定とされている。

『電気街の喫茶店』はPC(Steam)向けに、通常価格税込2200円で11月18日発売予定だ。また発売日発表にあわせて、体験版が声入りのバージョンへとアップデートされている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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