Global Sites
余命わずかな富豪の“延命”シム『Debt of Life』9月4日配信へ。大切なものを犠牲に治療費捻出、「寿命か家族か」葛藤の日々
RedWolf Gamesは8月27日、『Debt of Life』を9月4日に配信開始すると発表した。

デベロッパーのRedWolf Gamesは8月27日、『Debt of Life』を9月4日に配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Debt of Life』は、死期の迫った裕福な男性となり、治療費を工面しながら残された日々を過ごすナラティブ・シミュレーションゲームだ。主人公には金があり、美しい家があり、家族もいる。しかし命をつなぐためには、毎週高額な治療を受けなければならない。限られた財産と時間のなかで、あと1週間生きるために何を犠牲にするのか、さまざまな決断を下していくことになる。

本作の基本サイクルは、日々の生活を送りながら延命のための“治療費”を確保することにある。主人公は自身の財産を管理し、家族を支えつつ、所有物を売却して資金を用立てていく。トレイラーでは、治療費として1万5000ドルが請求され、家にあるグランドピアノなどを手放す様子が描かれている。
しかし、目先の延命のために手当たり次第に売却すれば済むわけではない。売却候補のなかには、家族にとってかけがえのない思い出の品も含まれる。スクリーンショットでは、ある品を手放した主人公に対し、少女が「あれは私の物だったのに」と悲痛な面持ちで訴える場面が確認できる。金銭的には正しい判断が、家族の心に深い傷を残すこともあるという。

日々の暮らしのなかで発生する選択も一筋縄ではいかないようだ。寿命を迎えつつある電球を買い替えるのか、それとも「まだ使える」と我慢するのかといった些細な出費の判断から、家族との会話における受け答えまで、プレイヤーのあらゆる決断が人間関係や家の様子、そして物語の結末へと影響を与えていくとのこと。

さらに主人公の前には、「The Visitor」と呼ばれる謎めいた人物が現れる。The Visitorはいつもひとつの“提案”を携えており、主人公に新たな選択肢を差し出してくるという。ただし、それが窮地を切り抜ける助けとなるのか、それとも新たな問題を招くのかは不明。主人公が追い詰められるほど、提示される選択も“より個人的で重いもの”になっていくようだ。
そうして、当初は単なる治療費の問題だった状況が、次第に家族との関係や主人公自身の価値観へと結びついていく。所有物を売る、家族が大切にしているものを手放す、信用できない人物からの助けを受け入れるなど、生き延びる方法はいくつも存在する一方、一度選べば取り返しのつかない決断もあるという。本作には「完全に正しい選択」はなく、限られた金と時間を前に、何を残して何を失うのかをプレイヤー自身が決めることになるようだ。

本作の開発を手がけるRedWolf Gamesは、スペインを拠点とするインディーデベロッパーだ。同デベロッパーは本作について、小規模なチームならではの自由な発想を活かし、家族や経済的な困難、道徳的ジレンマ、人間関係といった要素を軸とするゲーム体験を目指して制作したとしている。また、日本を含む世界中のプレイヤーに対し、「あと1週間生きるために、自分なら何を犠牲にするのか」を考えてもらえる作品にしたいとのこと。生き延びるための治療費と家族との関係を天秤にかけるなかで、どのような決断を迫られるのか注目したい。
『Debt of Life』はPC(Steam)向けに9月4日配信予定だ。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。






