人気都市開発ゲーム新作『Anno 117 : Pax Romana』発表。今度の舞台は西暦 117年、総督として古代ローマ帝国の黄金時代をかたちづくる

 

Ubisoftは6月11日、都市開発ストラテジーシリーズ新作『Anno 117 : Pax Romana(アノ 117: パックスロマーナ)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Ubisoft Connect/Epic Gamesストア)/PlayStation 5/Xbox SeriesX|Sで、2025年発売予定。

『Anno』シリーズは日本では「創世記」としても展開された都市開発シミュレーションだ。プレイヤーは指導者として市民たちのニーズを満たしつつ、リソースを集めて街を拡大していくことになる。また、領地を拡大していくためには、政治や外交も重要になる。シリーズの最新作である『Anno 1800』はデベロッパーのRelated Designs(現Ubisoft Mainz)およびBlue Byteが開発。PC向けには2019年にリリースされた。Steamユーザーレビューで約1万5000件中82%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得するなど、高い評価を得ている。

今回、シリーズの新作となる『Anno 117 : Pax Romana』の開発が発表された。本作の舞台となるのは西暦117年のローマ帝国。奇跡とも言われたローマ帝国の黄金時代「パックスロマーナ」の期間を舞台とするようだ。プレイヤーは提督としてアルビオンとラティウムの2つの地域を舞台に、西暦117年のローマ帝国を形作ることになるという。総督として経済成長を促すか、支配により勢力を拡大させ、異なる文化を結束させることもできるとのこと。あるいは反乱を率いる事もできるようで、総督として下した判断が市民に大きく影響するという。過去作と同様、街を発展させるためのリソース管理や政治、外交も重要になってくるのだろう。

『Anno』シリーズは過去、未来を含むさまざまな時代を舞台にリリースされており、今回発表されたタイトルは『Anno 1800』『Anno 1404』などの系譜を継ぐ、実際の歴史上を舞台にしたものとなるようだ。各作品ではその時代や歴史的背景を再現した街並みやゲームプレイが好評を得ていた。最新作でも、西暦117年のローマ帝国の美しい街並みを眺めながら都市開発に励むことができるのだろう。今回発表されたトレイラーは新作の開発を告知する実写ティザートレイラーであり、今後のゲームプレイ映像の発表に期待したいところだ。

Anno 117 : Pax Romana(アノ 117: パックスロマーナ)』はPC(Ubisoft Connect/Epic Gamesストア)/PlayStation 5/Xbox SeriesX|S向けに、2025年発売予定だ。