西部開拓PvEvPサバイバルFPS『A Twisted Path to Renown』6月6日早期アクセス配信へ。ウエスタンな武器で戦う荒野のハードコア脱出型シューター

 

デベロッパーのGame-Labsは現地時間5月14日、脱出型PvEvPシューター『A Twisted Path to Renown』の早期アクセス配信を6月6日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『A Twisted Path to Renown』は西部開拓時代の1899年のアメリカを舞台にしたFPSだ。公式ではPvEvP脱出FPSと標榜されており、PvP要素もありつつPvE要素を押し出したバランスとなるのかもしれない。プレイヤーは西部の荒野を舞台に、一人の開拓者として物資を確保するべく危険な遠征に赴くことになる。一つのマップには同時に他プレイヤーとNPCが存在。時に戦い、時に争いを避けながら、物資を持って脱出することを目指すことになる。

ゲームの舞台となる荒野には他プレイヤーと同時に参加。また登場するNPCについては軍や先住民、牧場主、盗賊など所属や目的もさまざまのようだ。生息する野生動物を狩猟することも重要な物資の確保手段となる。遠征中に他プレイヤーを倒した際は所持していたアイテムを漁ることが可能だが、逆に自身が死亡した場合はアイテムをロストしてしまう。またゲーム内の経済についても、プレイヤー間のトレードを主としてプレイヤー主導で流動的に経済活動が行われるシステムとなっているようだ。

本作に登場する武器も弓、リボルバー、中折れ式のショットガンやレバーアクションライフルなど西部開拓時代を意識したラインナップとなっている。黒色火薬を使用しているのか、トレイラーでは射撃後にもうもうと立ち上り視界をふさぐ硝煙が確認できる。プレイヤーの位置や情報が重要となる脱出型のPvEvP作品として、銃撃戦で硝煙が目立つ点は緊張感をもたらすだろう。

本作の開発を手がけるGame-Labsはウクライナのキーウに拠点を置くスタジオ。過去には本作と同じく西部開拓時代のアメリカを舞台としたオープンワールドサバイバルクラフトゲーム『This Land Is My Land』をリリースしている。アメリカ先住民を操作し入植者から土地を取り返すために戦う作品だ。緊張感の溢れるサバイバル体験と過酷な西部開拓時代を体験できると一定の評価を得ており、本作にもそのノウハウが生かされているのかもしれない。


本作の早期アクセス期間は約1年半から2年を予定している。早期アクセス開始時点でベースとなるFPS部分は実装されるとのことで、プレイヤー同士で物資をやり取り可能なオークション機能も実装予定とのことだ。早期アクセス段階では対応プラットフォームはPC版のみであるものの、公式サイトではコンソールプラットフォームへの展開もほのめかされている。本作の今後の動向に注目したいところだ。

『A Twisted Path to Renown』はPC(Steam)向けに6月6日に早期アクセス配信開始予定。