追放魔女農場ライフシム『Critter Crops』4月15日発売へ。魔法の作物を育てて不思議な島を探検、来訪者と交流して友だちをつくる

 

パブリッシャーのFreedom Gamesは3月5日、『Critter Crops』を4月15日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)。またNintendo Switchにも対応予定。Epic GamesストアおよびGOG.comのストアページ表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。


『Critter Crops』は農場ライフシミュレーションゲームだ。主人公となるのは、若き魔女のシルヴィ。魔法の練習をしたために村を追放されてしまったシルヴィは、空から落ちてきた不思議な手紙に導かれ、ムター島にやってくる。かつて繁栄していたものの今は寂れているムター島は、生きている魔法の作物クリッタークロップ(Critter Crops)を育てるのに適した環境だった。プレイヤーはシルヴィとしてクリッタークロップを育てつつ人々と交流。島に活気を取り戻し、島の秘密やシルヴィの過去を解き明かしていくことになる。

魔法の作物クリッタークロップは生きており、育つと島の探索を手伝ってくれるようだ。シルヴィの魔法の力を育てることで栽培できる種類が増えていき、のべ24種類のクリッタークロップが存在しているという。それぞれ特別な成長条件が設定されており、レベルアップすることで島の探検可能なエリアが増えていくとのこと。作物を育てて島を探検し、資源を集めて町を発展させていくことになるようだ。

また本作にはさまざまなキャラクターが登場。シルヴィと同じように何らかの理由で新天地を探し、島にやってくる訪問者たちと出会うことになるという。プレイヤーは訪問者たちと仲良くなり、島に定住してもらえるよう説得することになるようだ。プレゼントを贈ったり頼まれごとをこなしたり、家を修理したりして訪問者たちと親しくなり、島に来たいきさつを聞いていく。そうして島はだんだんと賑やかになり、シルヴィの友だちも増えていくことになるようだ。


本作を手がけるSkyReach Studioはアメリカ・テキサス州に拠点を置くゲームスタジオだ。設立者のCrystal Sciarrino氏を中心に少人数でゲーム開発をおこなっている。同スタジオは2021年5月より本作の開発に取り組んでいるといい、2022年にKickstarterにて本作のクラウドファンディングキャンペーンを実施。1000人を超える支援者より約4万7000ドル(約700万円)の資金を集め、Nintendo Switchへの移植などのストレッチゴールを達成している。Nintendo Switch版の発売日などの詳細はまだ明かされていないが、公式サイトなどではNintendo Switch版対応の記載があるため後日発表があるものと思われる。本作の今後の展開も注目されるところだ。

『Critter Crops』はPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)向けに、4月15日配信予定だ。