夜の病院さまよいホラー『Himantolo』4月15日発売へ。異形のモノたちがひしめき合う院内で、少女は消えた友人を探す

インディーデベロッパーのJinch氏は3月22日、『Himantolo』を発表した。夜の病院を舞台とする、ポイント&クリック型のホラーゲームだ。

インディーデベロッパーのJinch氏は3月22日、ドット絵ホラーゲーム『Himantolo』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年4月15日に配信予定。ゲーム内は日本語インターフェイスに対応予定だ。


『Himantolo』は、ポイント&クリック型のホラーゲームだ。本作の主人公は頭部にケガを負い入院している少女だ。少女の友人が看病のために病院へとやってくるが、少女は夜になると友人が消えたことに気付く。消えた友人の足取りを掴むため、病院を探索することになる。

本作にてプレイヤーはモノトーンな世界でうごめく異形のモノたちと対峙しながら、少女の友人を探すこととなる。病院や異形たちを表現する、白黒ドット絵のグラフィックによる恐怖と奇妙さが持ち味としてアピールされている。

また本作においてはマルチエンディングが採用されており、プレイヤーの行動次第で三種類のエンディングが用意されているとのこと。アイテムを使用したり、入院患者たちと会話をしたりといった行動を繰り返していくことで、ストーリーが分岐していくようだ。Steamストアページで公開されている映像からは、ベッドに横たわるイモムシのような人型の生命体や、エレベーターに敷き詰められた肉片などを確認することができる。プレイヤーはこれらの異形のモノたちと相対した際に判断力を試されるのだろう。


『Himantolo』を開発したインディーデベロッパーのJinch氏は、過去に『Demian: The Ritual』を制作したゲームデベロッパーだ。『Demian: The Ritual』は2020年12月17日に公開されたホラーパズルゲームで、同作においても怪奇現象を目撃した少女の目線から物語が紡がれている。『Himantolo』においても同氏のホラーデザインや、無垢なる少女の視点から描かれる怪異の恐怖が描かれていくこととなるのだろう。なお『Demian: The Ritual』はPC(Steam)にて無料公開されているため、気になる人は遊んでみるといいかもしれない。


『Himantolo』は、PC(Steam)にて4月15日に配信予定。ドット絵怪異ホラーの世界に身を投じてみたい人は、ぜひ本作をウィッシュリストに加えてみてはいかがだろうか。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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