『テラリア』PC版、大型アプデ1.4.5でついに日本語公式対応決定。恐竜変身・斧ブーメランなど新要素たっぷりで年内配信へ

Re-Logicは現地時間2月28日、『テラリア(Terraria)』にてアップデート1.4.5を2024年内に配信すると告知。PC版の日本語および韓国語への対応が決定したことも明かされている。

デベロッパーのRe-Logicは現地時間2月28日、『テラリア(Terraria)』の公式フォーラムにて最新ニュースを投稿した。2023年内に予定されていたアップデート1.4.5の延期が正式に告知され、2024年内の配信となることが発表された。また同アップデートにて、PC版の日本語および韓国語への対応が決定したことも明かされている。


『テラリア』は、破壊/設置可能なブロックで構築された世界を舞台にした、サンドボックス型の2Dアクションゲーム。PCだけでなく、コンソールやモバイル向けにも発売されている。プレイヤーは目に見えるオブジェクトのほとんどを破壊可能。地表にある木を斧で伐採したり、地面を掘り進み石をツルハシで破壊したりしながら、探索を進めていく。手に入れた物資を活用して、家や拠点を作ったり、施設を使って装備やアイテムを作成したりすることも可能だ。また、クラフトだけでなく充実した戦闘要素も本作の持ち味である。

本作は2011年にリリースされたあと数々のアップデートを重ね、ボリュームを増し続けてきた。2020年には、最終アップデートとして大型アップデート1.4「Journey’s End」を配信。しかしその後もアップデートが繰り返されてきた。2022年9月にはアップデート1.4.4「Labor of Love」が配信開始。同年11月には、2023年内にアップデート1.4.5を配信予定であることが発表された。

その後Re-Logicの開発者たちは主に公式フォーラム上で、アップデート1.4.5で実装予定のさまざまな要素を小出しで披露してきた。またフォーラムでのユーザーとの交流の中で、新要素についての検討もおこなわれてきたようだ。そうしてアップデート1.4.5の配信時期は当初の計画から変更されたようで、2023年内に配信されることはなかった。

その後今年1月にはRe-Logicの設立者であるRedigitことAndrew Spinks氏がX上でユーザー向けのアンケートを投稿。「アップデート1.4.5をより良くするために配信延期するか」「急いでアップデート1.4.5を配信して1.4.6を開発するか」「もう終わりにして新作を作るか」の三択の質問が投じられた。約2万6000件の回答が寄せられ、67%が「アップデート1.4.5の配信延期」を望む結果となった。


そして今回の公式フォーラムへの投稿では、アップデート1.4.5が2024年内(later this year)に配信されることが発表された。アンケート結果を受けて、じっくりと開発が継続されるようだ。なお投稿ではこれまで披露されてきた新要素についての一部おさらいもおこなわれている。まずアップデート1.4.5では昨年4月に告知されていた、PC版での日本語および韓国語の実装が決定。スパイク・チュンソフトによるローカライズがおこなわれたコンソール版に続き、PC版がついに公式日本語対応を果たすかたちだ。

そのほかヴェロキラプトルやコウモリに変身する要素や、木を伐採できるブーメラン「Axearang」なども改めて紹介。またクロスプラットフォームプレイについても開発が進行しており、アップデート1.4.5配信後に実装予定であることが伝えられた。なお今回の投稿でおさらいされたのはこれまで披露された要素の一部。ほかにもさまざまな要素が小出しで披露されており、興味のある人は本作のwikiもチェックしてみるといいだろう。

ちなみにRedigit氏は先述のアンケートにて、ポストで付け足すかたちで4つ目の選択肢として「アップデート1.5を用意すべき」との回答を用意していた。こちらには6500件以上のいいねのほか多数の返信も寄せられており、アップデート1.4.5以降にもさらなるアップデートが用意される可能性もあるかもしれない。


『テラリア』はPC(Steam)/PS4/Nintendo Switch/iOS/Androidおよび海外Xbox Oneなどに向け配信中だ。アップデート1.4.5は2024年内に配信予定。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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