『ファイナルファンタジーVII リバース』、“ゲームディスク表面印刷のプレイとデータが逆になっている”とスクエニが注意喚起。SIEの製造過程の不備により


スクウェア・エニックスは2月28日、明日2月29日に発売予定の『ファイナルファンタジーVII リバース』のPS5向けパッケージ版のゲームプレイディスクにおいて、表面の印刷に不備があると告知した。ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)における製造過程の不備によるものだという。

『ファイナルファンタジーVII リバース』は、PS向けの『ファイナルファンタジーVII』のリメイク三部作の二作目だ。グラフィックは最新技術を用いたフル3Dになり、ターンベースだった戦闘はアクションベースに変化。前作『ファイナルファンタジーVII リメイク』ではミッドガル脱出を果たすまでの物語が描かれた。

第二作目である『ファイナルファンタジーVII リバース』では、ミッドガル脱出からのクライマックスに向かう旅が展開。自由な探索をコンセプトに、広大なワールドマップの中でセフィロスの影を追っていくことになる。

本作は150GB近いファイルサイズを誇るということで、パッケージ版はディスク2枚組となっている。1枚めがPlay Disc。2枚めData Disc。つまり、本来ならData Discをインストールし、Play Discを入れて遊ぶ形式。しかしながら、出荷されたパッケージディスクは、印刷が逆になっているようだ。Play Discと書かれたディスクを先に入れてインストール。その後Data Discと書かれたディスクを入れてプレイするかたち。まったくの逆になっているので、印刷どおりにいれるとゲームがプレイできない。


SNSでもそうした報告が寄せられており、状況を確認したのか、スクウェア・エニックスはすぐさま「ディスクの印刷(内容)が逆である」と注意喚起。この印刷については、SIEの製造過程の不備だといい、SIEも公式サイトで注意喚起を出している。商品対応についてはSIE次第とのことで、サポートもSIEに問い合わせてほしいとしている。

ダウンロード版ユーザーには無縁ながら、なかなか珍しいハプニングが発生している『ファイナルファンタジーVII リバース』。今後この“印刷(あるいはディスク内容)逆問題”が解消されるのか注目されるところだ。またパッケージ版を購入したユーザーは、このディスク問題を加味しておくとスムーズにプレイできるだろう。

『ファイナルファンタジーVII リバース』はPS5向けに2月29日発売予定である。現在体験版が配信中だ。