『パルワールド』ではクルリス像で捕獲力上げても捕獲確率は実質まったく上がっていなかった。内部処理の不具合、今回アプデで解消

 

株式会社ポケットペアは2月7日、オープンワールドサバイバルクラフトゲーム『パルワールド』PC(Steam)版に向けてアップデートv0.1.4.1を配信開始した。またPC(Microsoft Store)/Xbox One/Xbox Series X|S向けにも準備ができ次第アップデートv0.1.1.4が配信予定。今回のアップデートでは「クルリス像」にまつわる問題など、さまざまな不具合が修正されているとのこと。


今回のアップデートv0.1.4.1は、2月1日に配信されたv0.1.4.0に引き続き、不具合修正が中心となっている。先日のv0.1.4.0では「ギルドの累計パル捕獲数がおよそ7000に到達するとゲームが必ずクラッシュし、セーブデータが破損する不具合」の一次対応がおこなわれた。この対応により累計捕獲数が7000体を超えてもクラッシュしないようになったものの、すでに一度この状態になったセーブデータまたはサーバーのワールドデータは破損し建築が不可能な状態になるため対応が進められていた。

今回のアップデートではまず上記の不具合が修正され、問題が発生していたセーブデータおよびサーバーのワールドデータが正常に動作するようになっているとのことだ。さらに大きな不具合として「クルリス像で捕獲力を強化しても内部的には捕獲確率が一切上昇していなかった不具合」も修正となった。


クルリス像とは、ワールド内に点在する緑色に光る収集アイテム。拠点に力の石像を建て一定数のクルリス像を捧げることで、本来は捕獲力の強化が可能なシステムだった。捕獲力の強化によりゲーム内の捕獲確率表示も上昇していたものの、実は内部処理の不具合により実際には捕獲確率が一切上昇していなかったという。

プレイヤーの目に見えない処理で発生していた不具合ということもあり気づいていなかった人も多いようで、公式パッチノートには驚きが寄せられている。いずれにせよ今回のアップデートにて修正され、強化された捕獲力のぶん、しっかりと捕獲確率の上昇が反映されていると見られる。

また配合牧場に固定アサインしたパルが睡眠をとると、永久に目を覚まさなくなる不具合なども修正されているとのこと。詳細は以下ポストのパッチノートを確認されたい。


なお本作では、引き続き重大な不具合の修正が最優先対応事項として取り組まれていくそうだ。ロードマップに公開されているような新要素の実装は、大きな問題が解消したのちに本格的に開発が進められていくかたちだろう。1月19日に早期アクセス配信開始された本作では、着実に不具合の修正が進められている。早期アクセス配信期間は最低でも1年間が予定されており、今後もブラッシュアップが続けられていくことだろう。

パルワールド』はXbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)向けに早期アクセス配信中だ。また本作は、Xbox Game Pass(Xbox/PC/クラウド)に対応している。