デベロッパーのcrimは1月31日、ローグライクアクションゲーム『STARNAUT』の価格を発表した。同作の対応プラットフォームはPC（Steam）で、2月14日に早期アクセス配信開始を予定している。定価は830円となる予定で、リリースセールとして40％オフの498円で販売される見込み。ゲーム内楽曲10曲を収録したサウンドトラックも発売予定だ。
『STARNAUT』は、多元宇宙を舞台にしたローグライクアクションゲームだ。全滅した人類を復活させるべく、プレイヤーは宇宙飛行士スターノートとして、地球創生データの詰まったオメガロケットの発射を目指す。
本作では、多元宇宙から無限に侵入してくる敵を殲滅する。ゲームは“ほぼ”オート攻撃で進行するそうで、大群をオート攻撃で蹴散らす『Vampire Survivors』を彷彿とさせるシステムだ。一方で腕に自信がある場合はスナイパーモード（TPSモード）に切り替えることもできるという。なお1プレイは30分以内に完結するとのことで、空き時間を使って遊べることがアピールされている。
本作では最大8種類の武器を装備可能であり、敵を倒すと手に入るコインによってこれらの武器を購入したりパワーアップしたりできる。また、宇宙服自体を強化したり、新しいヘルメットを購入したりすることも可能とのこと。ステージクリアの為にはオメガロケットを10基打ち上げ、脱出する必要がある。また、各ロケットには酸素が積まれており、定期的に補充する必要があるようだ。酸素の管理も重要な要素になりそうだ。
このほかの要素として、各ステージには「ロストデータ」を持って逃げ回る敵がおり、これをパンチで倒すことで収集することができる。ステージにはガチャガチャカプセル、ジャンプパッド、温泉などのギミックがあり、これらを利用して戦いを有利に進めることもできるそうだ。公開されたトレイラーでは、イカのような触手の上や人工衛星の周りを駆け回るスターノートの姿が見られ、バラエティ豊かなステージが垣間見える。
本作を手がけるcrimは、ゲームクリエイターの竹安佐和記氏が代表を務めるスタジオだ。同氏は、カプコンなどで多数の作品に携わったほか、『エルシャダイ』を手がけたことでも知られる人物だ。同作はPC（Steam）向けにHDリマスター版が発売中のほか、4月28日にはNintendo Switch版が発売予定となっている。
『STARNAUT』はそんな竹安氏による完全新作として打ち出されるかたちだ。早期アクセス配信期間は少なくとも1年間を予定。早期アクセス配信開始時点でメインステージ5種類、サブステージ5種類が実装される見込み。武器は15種類以上、敵は100種類以上用意されるそうだ。早期アクセス配信を通じて、新規コンテンツの追加やゲームのバランス調整がおこなわれていく計画だそうだ。
『STARNAUT』は、PC（Steam）向けに2月14日に早期アクセス配信予定。
