漁業&寿司屋ゲーム『デイヴ・ザ・ダイバー』売上300万本突破。クチコミデイブ旋風いまだやまず

 

デベロッパーのMINTROCKETは1月3日、海洋探索&寿司屋経営ゲーム『デイヴ・ザ・ダイバー』の累計売上本数が300万本を突破したと発表した。本作はPC(Steam)/Nintendo Switch向けに発売中。


『デイヴ・ザ・ダイバー』は、ブルーホールと呼ばれる海を舞台にした海洋探索ゲームと、その海の近くに存在する寿司店での経営シミュレーションを組み合わせた作品だ。プレイヤーはダイバーのデイブとなり、昼間は海に潜って水中を探索。魚を獲ったり、アイテムを入手したり、あるいは凶暴な魚と戦ったりする。そして夜になると寿司店へと移動し、昼の漁で獲得した魚をもとにお店で出すメニューを決め、お客からの注文どおりに寿司を配膳するなど接客と経営をこなす。

本作は、本稿執筆時点でSteamでは約8万件ものユーザーレビューが投稿され、その内の97%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。また、レビュー集積サイトMetacriticのメタスコアは90(100点満点・PC版)となっており、プレイヤーからもメディアからも非常に高く評価されている。そうした好評ぶりを受けてか、昨年のThe Game Awards 2023では「BEST INDEPENDENT GAME」にノミネートされ、Steamアワード2023では「ゆったり座ってリラックス賞」を受賞した。


本作は、2022年10月にPC版がSteamにて早期アクセス配信が開始され、2023年6月に正式リリース。そして同年10月にNintendo Switch版も配信開始された。本作の売れ行きを振り返ってみると、Steamでの正式リリースから10日経った時点で100万本を突破し、それから約3か月後のNintendo Switch版リリース直前に200万本を突破。さらにそれから3か月足らずで、今回の300万本達成となった。

PC版が好調のなか、Nintendo Switch版もリリースされたことで、勢いそのままにさらに売上を伸ばした格好だ。この間には、継続的なアップデートによるゲームの改善や、同じく人気作である漁業アドベンチャーゲーム『DREDGE』とコラボした無料DLCが配信。同DLCもSteamユーザーレビューにて「圧倒的に好評」ステータスを得ており、こちらも売上アップに繋がった可能性がありそうだ。


『デイヴ・ザ・ダイバー』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに配信中だ。本作の今後については、さらなるコラボコンテンツの提供を検討していることなどが明かされている。