『サガ エメラルド ビヨンド』2024年4月25日に発売決定。シリーズ随一複雑に分岐するシナリオで、プレイヤーだけの物語を紡ぐ

 

スクウェア・エニックスは12月15日、RPG『サガ エメラルド ビヨンド』を2024年4月25日に発売すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PS4/PS5およびiOS/Android。また、PC(Steam)版は2024年4月26日発売予定だ。

『サガ エメラルド ビヨンド』は、RPG『サガ』シリーズの完全新作だ。舞台となるのは連接領域と呼ばれる異空間と、そこから繋がる17の世界。高層ビルが密集する世界や、緑豊かな植物に覆われた世界、魔女が支配する世界、闇の王が支配する世界などが存在し、各世界にはモンスターやメカ、吸血鬼などさまざまな種族がいるという。そしてエメラルドヴィジョンに導かれた主人公たちは、それぞれの目的を果たすため、連接領域を介してそれらの世界を巡ることとなる。

本作の主人公は、目的も背景もまったく異なる6人5組のキャラクターたち。今回の発売日発表にあわせて、その内の「御堂綱紀」と「アメイヤ アシュリン」のPVが公開された(以下に掲載)。御堂綱紀は、御堂家に伝わるクグツと呼ばれる人形を操る力をもち、頻発する怪異現象を収めるためにさまざまな世界を訪れる。一方のアメイヤは、人間世界に送り込まれた魔女。何者かに魔法の力を奪われてしまい、力を取り戻して一人前の魔女となるため旅をする。

ほかに、裏切りによって王の座を追われた吸血鬼のシウグナス、歌が得意なメカのディーヴァ ナンバー5、そして大統領の暗殺未遂事件を捜査していた警官2人組ボーニ-&フォルミナと、多様な種族が登場する。

本作の物語は、『サガ』シリーズのなかでも最大の変化が描かれるという。最初に選んだ主人公ごとに異なるだけではなく、プレイヤーがどの世界へ行くか、その世界で何を成すかてに応じてシナリオが複雑に分岐。また、それぞれの世界で展開される物語は訪れるたびに形を変え、主人公とプレイヤーは常に新たな決断を迫らられるとのこと。

バトルにおいては、『サガ』シリーズでおなじみの「ひらめき」や「陣形」、また技を繋げる「連携」や、戦略性の高い「タイムラインバトル」といったシステムが、より遊びやすく洗練されたかたちで搭載。連携については、タイムライン上で敵や味方から大きく孤立することで、1人で複数の技を連携させられる新要素が導入されている。技や術の習得やキャラクターの成長は種族ごとに大きく異なり、それぞれの種族の特徴を活かすことで、より高度な戦略を組むことができるという。

 


サガ エメラルド ビヨンド』は、Nintendo Switch/PS4/PS5およびiOS/Android版が2024年4月25日に、PC(Steam)版は2024年4月26日に発売予定だ。価格は通常版が7480円、コレクターズエディションが2万5000円(税込)。Nintendo Switch/PS4/PS5向けにはパッケージ版も発売される。

すでに予約受付が開始されており(Nintendo Switch向けダウンロード版のみ後日開始)、早期購入・予約特典としてゲーム序盤から使用できる武器と防具の強化素材がセットになったダウンロードコードがプレゼントされる。また、Amazonやスクウェア・エニックスe-STOREにも購入特典が用意される。詳細は各ストアを確認してほしい。


コレクターズエディションはスクウェア・エニックスe-STORE専売。パッケージ版ゲーム本編(Steam版のみダウンロードキー)に加え、イメージイラストや設定画、お祝いの描き下ろしイラストなどを掲載したアートブック、『サガ』シリーズおなじみの作曲家・伊藤賢治氏による新曲をすべて収録したサウンドトラック、「せんせい」と本作の主人公のひとり「ディーヴァ ナンバー5」の2体のメタルフィギュアが同梱され、特製バッグに収納して届けられる。こちらも詳細はe-STOREを確認してほしい。