日常の気持ちに応えるナゾ解きADV『Recolit』PC向けに2月16日配信へ。明かりを頼りに進む、真夜中の不思議な町

Image Laboは12月2日、『Recolit』を2024年2月16日18時に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io)で、通常価格は1650円となっている。

国内のゲームデベロッパーImage Laboは12月2日、『Recolit』を2024年2月16日18時に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io)で、通常価格は1650円となっている。

『Recolit』は、真夜中のくらい町を明かりを頼りに進んでいく、ナゾ解きアドベンチャーゲームである。本作の主人公は、宇宙船にのってどこかへ向かっていた。しかしある時、主人公の宇宙船が不時着。たどり着いた先は、どこにでもあるようでどこか不思議なくらい夜の町だった。町は一見普通に見えるが闇に覆われており、暗さを気にせず日常を送る人たちが点在している。主人公は、そんなくらいふしぎな夜の町を、ちょっとした気持ちに応じながら進行。ふしぎな夜の町の情景が、人々の日常と共に描かれていく。


宇宙服を着た主人公は、くらい夜の町で過ごす人たちのちょっとした気持ちに答えながら、先へと進んでいく。本作では主人公の行先に、少し困っている人たちがいる。たとえば少年がジュースを欲しがっていたり、少女が街灯がつかなくて困っていたりといった具合だ。真夜中の町において、主人公は基本的に暗いところは調べられないが、照らされた明るいところなら調べられる。主人公はくらい町の中を探索し、明るいところを調べることで日常の問題を解決。本作ではそうして問題を解決しながら、くらい夜の街を進んでいくのだ。真夜中の町で過ごす人たちの営みと共に、ちょっとしたナゾ解きが待ち受けている。

また本作では、ひとりの女の子が登場。ストアページによると、主人公は彼女に導かれるようにした先で、彼女に待っていると言われるようだ。くらい町を進む中で、彼女にまつわるストーリーも描かれるのかもしれない。なお本作の公称プレイ時間は、2時間から4時間程度。公式サイトによると、2つのエンディングが用意されているそうだ。


本作を手がけているのは、宇野山 むじ(むじ)氏によるデベロッパーだ。Image Laboの過去作としては、2022年に『わだつみのこだま』をフリーゲームとしてリリース。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で1317件中96%の好評を得てステータス「圧倒的に好評」を獲得している。また同氏は『イハナシの魔女』や『さかだちの街』などで、アートを手がけてきた。

本作はnoteの記事によると、2018年頃に最初の体験版が公開。以降長らく開発が進められてきたが、ついにリリース日が決定したようだ。なお本作の制作ではむじ氏がディレクターなどいろいろを担当。丸ダイス氏がプログラムやレベルデザインなど、つよみー氏が楽曲/SE制作などを手がけているそうだ。

Recolit』はPC(Steam/itch.io)向けに、2024年2月16日18時に通常価格1650円でリリース予定だ。また本作ではPC向けに体験版も公開されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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