サイバーパンクアクション『Quantic River』発表。サイボーグとなり刀で敵を斬り裂き、ネオン輝くディストピア世界を探索

 

デベロッパーのFluidFury interactiveは11月28日、アクションゲーム『Quantic River』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)で、配信日は未定。

『Quantic River』は、サイバーパンクな世界観をもつ2.5Dアクションゲームだ。サイボーグである主人公が、荒廃した世界にて死に直面し、武器を手に戦う。現時点では舞台設定の詳細は不明ながら、トレイラーでは廃墟のような高層ビルからワープするようなかたちで、発達した未来世界へとシーンが移る。主人公は遠く離れた土地へ移動、あるいは時間を飛び越えて、世界の脅威となる存在に立ち向かうことになるのかもしれない。

本作は激しいアクションと、奥深い探索要素を組み合わせたゲームプレイになるという。主人公は日本刀のような武器を手に敵とバトル。トレイラーでは部屋の扉を破って敵の不意を突き、一気に間合いを詰めて、鞘から刀を抜き斬撃。腹部に刀を突き刺し、その後頭部を斬り落としている。サイボーグ同士の戦いということもあってか、容赦ない残虐表現が特徴のひとつとなるようだ。

刀を使ったバトルには、敵の攻撃をブロックしたり逸らしたり、あるいはパリィやカウンターを決めたりといったシステムが用意。それぞれ正確なタイミングでの操作が求められるとのこと。また刀は敵だけでなく、ステージ内に配置されたオブジェクトを切断することも可能。これは演出の側面もあるが、ゲームプレイに活かせる要素でもあるそうだ。


本作は、提示された目標をこなすかたちで進行。攻略ルートは複数用意され、バトルを避けて進める場面もあるという。あえて戦わないことが有利に働くこともあるため、ステージを探索しながら戦略的に判断するのだ。このなかでは、ハッキングして施錠された扉を開いたり、タレットを無効化したりといった場面も存在するとのこと。

このほか、サイボーグである主人公はその身体を強化可能。アビリティのアップグレードが、この世界を生き抜くカギとなるそうだ。また、トレイラーでは多数の市民がいるエリアなども確認でき、ステージを探索するなかではさまざまな環境を訪れることができる模様である。


『Quantic River』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)向けに開発中。配信日は未定だ。なお開発元FluidFury interactiveは、今後Kickstarterにてクラウドファンディングを実施すると予告しており、そこで本作の配信時期やゲーム内容の詳細が明かされることになりそうだ。