Valve不朽の名作『Half-Life』Steamにて期間限定無料配布開始。大型アプデで新コンテンツ追加&Steam Deck本格対応も果たす

 

Valveは11月18日、『Half-Life』の期間限定無料配布を開始。あわせて無料アップデートを配信した。同作25周年を記念しての展開となる。無料配布期間は11月21日午前3時まで。

『Half-Life』シリーズは、Steamを運営するValveが手がけたFPSゲームだ。初作は1998年11月19日に発売。一人称視点アクションアドベンチャーゲームとして、当時のゲーマーから高評価を獲得し、『Counter-Strike』などの人気Modも登場した。後年には続編『Half-Life 2』もリリースされ、人気作となった。

このたび、初作『Half-Life』リリース25周年を記念して、同作Steam版の無料配布が開始された。11月21日午前3時までにアカウントに追加すれば、以降も所有してプレイが可能だ。



また、今回の無料配信に伴い、本作に向けた大型アップデートも配信されている。まず、本作の配布体験版タイトル『Half-Life Uplink』がゲーム本体に含まれるようになった。同作は雑誌やPCパーツなどに同梱されていた作品。Steam向けには展開されておらず、非公式な手段を除いて、遊ぶのが難しい作品でもあった。このたび、同作が公式にSteam上で遊べるようになったかたち。ほか、追加コンテンツとしては新たに4種類のマルチプレイヤーマップが追加。こちらはValveのレベルデザイナーたちにより、Half-Lifeエンジンの限界を追求して制作されたという。

技術・パフォーマンス面のアップデートとしては、本作が「確認済み」ステータスとしてSteam Deckに対応。フレンドリストなどSteam Networkingへのサポートや、コントローラーへの対応も改善されたそうだ。さらには、現代のモニター向けへのグラフィックオプションを追加。ワイドスクリーン向けのFOV設定ができるようになり、高解像度モニター向けのUIスケーリングをサポート。ほかのオプションも複数追加されている。

ほか、1998年当時のビルドにあわせた懐かしのValveロゴムービー・音楽・メニュー表示などが再現。本作α版に登場したキャラモデルのスキンも新たに利用可能となっている。ほかにもレアなマップなど、ファン垂涎のコンテンツが利用可能となっている。詳細は公式ページを参照してほしい。そして、25周年を記念したドキュメンタリー動画も公開されている。

『Half-Life』はSteamにて、期間限定無料配布中。無料配布期間は11月21日午前3時まで。