明晰夢探索ホラー『Afterdream』9月28日発売へ。現実と夢の狭間、カメラを用いて謎を解く

 

パブリッシャーのGamera GamesとFeardemicは8月23日、『Afterdream』を9月28日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch/PlayStation 5/Xbox Series X|S。リリース時には日本語にも対応予定とのこと。


『Afterdream』は2D視点の探索型ホラーアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは、主人公ジェニファーを操作し、現実か夢か不確かな、謎めいた世界を探索することになる。いろいろなアイテムを集めたり、幽霊と出会ったりすることによって、どうして謎の世界に迷い込んでしまったのか、その原因を解き明かす。

本作では、不思議なカメラを用いたアクションが存在する。カメラ越しに世界を覗くと、あるはずのなかった扉が現れて見えたり、逆に道をふさいでいる障害物が消えて見えたりする。その状態でシャッターを切ると、見えていたとおりに世界が変化する。このカメラを活用して、さまざまな発見もできそうだ。


また、公式からはトレイラーが公開されている。1分ほどの短い映像ながら、ゲームの雰囲気を感じ取ることができるだろう。トレイラーでは下水道のように見える場所や、墓地のような場所を探索するジェニファーの姿が確認できる。動画の最後には、巨大な蜘蛛のような脚をもった、モンスターらしき存在も登場していた。ストーリーにどういったかたちで関わってくるのか、気になるところだ。

本作を手がけるのは、フィンランドの個人開発者Jesse Makkonen氏だ。同氏は2015年より『ドットホラーストーリー(DISTRAINT)』シリーズを公開している。こちらも2Dで進行する探索型ホラーアドベンチャーとなっている。ほかにも、日本語未対応ではあるが、『Silence of the Sleep』というホラーゲームを公開している。


『Afterdream』は9月28日、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch/PlayStation 5/Xbox Series X|S向けに配信予定。Steamでは、デモ版(日本語非対応)が公開されているため、どのような雰囲気か実際に体験してみてもいいだろう。本作はリリース時には日本語にも対応予定だ。