トラップ駆け抜けアクション『Arinn』お披露目。少女とロボがトゲ・爆弾・レーザーなどを多彩に避けまくる

 

Doubl2_Pixelは8月1日、2Dアクションゲーム『Arinn』Steamストアページを公開、同作を正式にお披露目した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Arinn』はピクセルアートで描かれる2Dアクションゲームだ。舞台となる世界ではある日、空に複数の裂け目が生じた。裂け目からは未知のエネルギーが流れ出ており、一部の人びとは不思議な力に目覚める。裂け目の向こうには別世界が広がっており、そこは危険なトラップや敵、そしてお宝で満ちていた。プレイヤーは多額の借金を背負った少女Arinnとなり、友達のロボットBoltとともに別世界に足を踏み入れる。借金返済のため、別世界のお宝を集めるのだ。

ゲームプレイとしてはは、コインを集めながらトラップだらけのダンジョンを進んでいくステージクリア型の2Dアクションとなっているようだ。4つの世界に100のステージが用意され、トラップは複数の方法で突破できるよう設計されるとのこと。公開されたトレイラー映像では、トゲや爆弾、動くレーザーなど、たしかにトラップだらけのダンジョンが確認できる。映像を見るかぎりライフゲージなどの存在は見当たらず、トラップに触れると即死する仕様のようだ。危険な敵も存在するとのことであり、多くの障害がプレイヤーを待ち受けることになりそうだ。


一方、プレイヤーのとれるアクションも多く用意されている。二段ジャンプや空中ダッシュ、壁走りや天井走りといったアクションのほか、ドローンのような友人Boltにぶら下がり一定時間飛ぶこともできるようだ。精密で直感的な操作感と謳われており、豊富なアクションで無数のトラップを突破していくゲームプレイが想定される。また、3段階の難易度選択機能も用意されるとのこと。

そうしたゲームプレイ要素や公開された本作映像からは、2018年に発売された2Dアクションの名作『Celeste』の影響が感じられる。『Celeste』は一つのミスが命取りとなる高難度のゲーム。一方で、アクションゲームが苦手なプレイヤーのためのアシストモードも存在。幅広い層への配慮がされたゲームだった。難易度設計なども含めて、影響を受けているのかもしれない。本作の開発・販売を手がけるのはDoubl2_Pixel。Steam向けにゲームをリリースするのはこれが初めてのようだ。

『Arinn』はPC(Steam)向けにリリース予定。発売日は未定だ。