PvPサイバーパンクFPS『Out of Action』発表。バレットタイムとガジェットが織りなす近未来の高速戦闘FPS

 

個人デベロッパーDoku Gamesは7月27日、サイバーパンクFPS『Out of Action』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年配信予定。Steamストアページが公開中となっている。

『Out of Action』はサイバーパンクFPSゲームだ。現時点では本作の世界設定など詳細なストーリーは不明。Steamストアページの概要によれば、90年代アニメの持つダークな雰囲気を取り入れたディストピア的世界観でFPSを繰り広げられるようだ。また、プレイヤーがデスした瞬間の視界にはしる一瞬のノイズやグリッチ表現からはサイバーパンクのテイストも感じさせる。

現在デベロッパー公式YouTubeチャンネルでは開発段階のゲームプレイ映像が公開されている。映像内で確認できるのは、風が吹きすさぶ無機質な建造物内での激しい戦闘シーン。キャラクターがローリング・スライディング・バックスライドなどを駆使している場面が見受けられ、キャラクターの操作面は非常に軽快であるようだ。また、体力バーと並んでスタミナバーと思しきゲージも確認できるため、こうした特殊アクションとスタミナ管理も重要な要素となりそうだ。

戦闘面においてはアサルトライフル・ショットガン・スナイバーライフルなど定番の銃火器が登場するほか、小型タレットや設置式C4爆弾などのガジェット、カタナのような近接武器も存在。これらをプレイヤー独自の組み合わせで選択できるロードアウトカスタマイズも可能なようだ。くわえて交戦中には「バレットタイム(一時的なスローモーション効果)」が使用可能であることが明かされている。これはマルチプレイにおいて使用可能となるアクションのようだ。


本作の開発を手がけるDoku Gamesは、イギリス・ホーシャムを拠点とするゲーム開発者Ranulf Busby氏による個人デベロッパーだ。Ranulf氏はこれまでに『Alien: Isolation』や『PlanetSide 2』などの開発に携わった3Dアーティストだ。なかでも銃火器の3Dモデリングを多数手がけており、本作『Out of Action』において登場する銃火器はすべて同氏によるオリジナルのデザイン。DokuGames公式Twitterアカウントではその一部がショーケースとして公開されている。

『Out of Action』はPC(Steam)向けに2024年配信予定だ。