怪植物農業ローグライト『Whispike Survivors – Sword of the Necromancer』7月20日発売。遺された“種”で能力を継承・配合しながら最強植物育成

 

ゲームスタジオのGrimorio of Gamesは7月11日、『Whispike Survivors – Sword of the Necromancer』(以下、Whispike Survivors)をPC(Steam)/PS4/PS5/Nintendo Switch向けに7月20日に発売することを発表した。また、Xbox One/Xbox Series X|S向けには8月3日に発売される予定だ。


『Whispike Survivors』は、農業要素が備わるローグライトアクションゲームだ。流行りの“大群サバイバー”と農業シムを組み合わせているとのこと。ゲームプレイ本作でプレイヤーはウィスパイク(Whispike)と呼ばれるモンスターを操作して、ステージに出現する多数の敵と戦う。大量に押し寄せてくる敵に対処しながら、ステージ毎に設定された制限時間生き残ることを目指すのだ。また敵を倒すと、経験値を獲得してレベルアップすることができる。レベルアップごとに得られるランダムな強化要素を選択して、最強のビルドを目指していこう。

本作では一度死んだら操作キャラが失われる、いわゆるパーマネントデス制が採用されているようだ。一方、ウィスパイクが死ぬとモンスターの種を入手することができる。本作ではこの種を畑に植えて、新たに操作するウィスパイクを育てていくのだ。下記ゲーム画面より、成長したウィスパイクは初期状態から複数のスキルを所持していることがわかる。また、複数の個体同士を近くに植えることで、それぞれの種がもつ特性をかけ合わせたりすることもできるようだ。プレイを重ねることで、強力な特性をもつウィスパイクを交配していくゲームサイクルとなりそうだ。



なお、ステージに出撃させることができるのは「アダルト」状態の個体のみになる。操作することのできるウィスパイクがいない場合、農作業をして待つ必要があるとのこと。一方、完全な初期状態のウィスパイクであれば何度でもプレイすることができるようだ。また本作では、生き残るための制限時間がステージ毎に異なっている。最初のステージであれば5分の制限時間だが、後のステージになるほど難易度と共に時間も長くなっていくようだ。

本作を手がけるのは、スペインに拠点を置くGrimorio of Gamesだ。同スタジオは2021年にローグライトアクション『Sword of the Necromancer』をリリースしている。『Whispike Survivors』の主役となるウィスパイクは、同作にも登場するモンスターだ。また同スタジオは、現在3DアクションRPG『Sword of the Necromancer: Revenant』を開発中。本作『Whispike Survivors』はこの開発の合間に、『Sword of the Necromancer』シリーズのスピンオフ作品としてリリースされるかたちとなる。

『Sword of the Necromancer』シリーズでは、死んだ敵を蘇らせることが特徴となっている。タイトル名にネクロマンサーという語が入っているように、主人公は死んだモンスターを操ることができるのだ。本作『Whispike Survivors』でもこの要素がユニークに継承され、死んだモンスターの種を農業で育てるという形式で表現されている。シリーズの持ち味をもとにしつつ、新鮮なゲームプレイを味わうことができるだろう。

『Whispike Survivors – Sword of the Necromancer』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Nintendo Switch向けに7月20日に発売予定。また、Xbox One/Xbox Series X|S向けには8月3日に発売予定だ。