スクウェア・エニックスは6月28日、『ファイナルファンタジーXVI』(以下、FF16)の全世界累計販売本数が300万本を突破したと発表した(スクウェア・エニックスはこの販売本数を、パッケージ出荷本数とダウンロード販売数の合計だとしている)。本作はPS5向けに6月22日に発売。約1週間での記録達成となる。
『FF16』は、『ファイナルファンタジー』シリーズ最新作。舞台となるのは、クリスタルの加護を受けし大地ヴァリスゼア。この地では、クリスタルの巨塊“マザークリスタル”によってエーテルが供給され、剣と魔法の世界で人々は安息に暮らしていた。ロザリア公国、ザンブレク皇国、ウォールード王国。それぞれの国がマザークリスタルを保有することで均衡が保たれていたが、世界が“黒の一帯”に蝕まれることで、そのバランスが崩れつつあった。主人公となるのは、クライヴ・ロズフィールド。ロザリア公国の第一王子であるクライヴは弟と共にナイトとして鍛錬を続けていたが、悲劇へと巻き込まれていく。
このたび、『FF16』のパッケージ出荷本数とダウンロード販売数の合計が300万本を突破したことが発表された。発売後約1週間での記録達成となった。『ファイナルファンタジー』シリーズの最新ナンバリングタイトルということもあり、大きな人気を博しているわけだ。
ナンバリング前作となる『ファイナルファンタジーXV』はPS4/Xbox One向けに発売され、パッケージ初回出荷本数とダウンロード販売数の合計が発売初日に500万本を突破していたことが伝えられている(ファミ通.com)。
本作はPS5向けタイトルとして発売されており、単独プラットフォームにもかかわらずなかなかの勢いで売り上げているわけだ。PS5は発売以来品薄が続いたものの、昨年末から価格の下落が確認されており、今年に入って各オンラインストアにて一般販売も開始された。PS5がユーザーに行き渡ったことも、本作の売上記録達成の背景としてありそうだ。
『ファイナルファンタジーXVI』はPS5向けに発売中だ。