『マインクラフト』の桜バイオームが「全然見つからない」との悲鳴続出。でも丸一日使っても探す価値はある


デベロッパーのMojangは6月8日、『マインクラフト』の大型アップデート1.20を配信開始した。本アップデートは「Trails & Tales(旅路と物語)」と題されており、考古学など複数の要素が正式実装された。一方で一部ユーザーからは新要素のひとつである桜バイオームが“全然見つからない”との報告が上がっている。


『マインクラフト』アップデート1.20は、さまざまな新要素を含む大型アップデートとなる。本アップデートではこれまで実装が延期されていた考古学要素がついに実装。新たな友好的Mobであるスニッファーのほか、防具の装飾機能など数々の要素が追加されている。

中でも目玉要素のひとつとなるのが、桜バイオームだ。桜の花が咲き誇る木々が植生するバイオームとなっており、桜の木は既存の木材のようにさまざまにクラフトも可能。木材バリエーションの新たな選択肢にもなっている。また、桜の苗木も手に入るため、プレイヤーは好きなところに桜を植樹できるようになる。

ただ桜バイオームには、一部ユーザーを悩ませている問題がある。桜バイオームそのものをなかなか発見できない場合があるというのだ。国内外のユーザーより「桜バイオームが見つからない」との報告が上がっており、見つけたユーザーたちの中にも数時間~丸1日を要したとの声が見られる。桜バイオームの“気まぐれさ”は、目玉となる新要素をいち早く見たいユーザーたちを困らせている様子だ。

また桜バイオームの規模もまちまち。あたり一面を埋め尽くすかのように咲き乱れている場合もあれば、たった1本だけ植わっている場合もあり。それはそれで風情はあるものの、公式スクリーンショットのように数多く咲き誇る桜の木々を期待して肩透かしを食らったユーザーもいるかもしれない。

一方で桜バイオームは、発見したユーザーたちを虜にしている様子。桜バイオームでは、桜の花びらが舞い落ち、地面を埋め尽くしていく光景が『マインクラフト』の特徴的なグラフィックにて表現されている。趣豊かな桜景色を気に入ったという感想や、桜の木材を使って桜の木々の合間に家を建てるユーザーが早くも散見される。『マインクラフト』世界に訪れた桜の季節をユーザーらは満喫しているようだ。先述のように、発見まで長時間を要したユーザーも「(桜を見つけて)苦労が報われた」といったコメントを述べている。

『マインクラフト』の桜は現実と違って散り果てることがなく、いつでも美しい花々を見せてくれる。一方でバイオームが見つかりにくかったり、規模が小さすぎることがあったりと、じれったくなる気まぐれさも備えているようだ。なお先述のとおり桜には苗木が存在し、桜を植樹していくことも可能。見つけた桜バイオームがイメージと違った場合は、自分好みの桜の名所づくりに勤しんでみるのも一興だろう。