協力プレイ極寒アクションADV『Never Alone 2』発表。過酷な北極圏で少女と狐が生き抜く、高評価作品の続編

 

Humble Gamesは4月11日、E-Line Mediaが手がける『Never Alone 2』を発表した。PC(Steam)向けにリリース予定。

『Never Alone 2』は、パズルアクションゲーム『Never Alone』の続編となる。『Never Alone』は2014年にPC/ PS4向けにリリースされた作品。のちに PS3/Xbox One/Nintendo SwitchおよびiOS/Android向けにも展開されている。本作はリリース後、翌年2015年のBAFTA Games Awards(英国アカデミー賞ゲーム部門)のBest Debut Game(新作賞)を受賞、Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で5469件が寄せられ、うち81%が好評とする「非常に好評」ステータスを記録するなど高い評価を獲得している。


前作『Never Alone』はアラスカの先住民コミュニティの協力を得て制作されたという、1~2人用のパズルアクションゲームだ。世界観はアラスカの先住民族イヌピアットの語り部に伝わる伝承民話「クヌーサーユカ」をベースとしており、ゲームを通して北極圏の美しくも過酷な大地と、そこに生きる先住民族の物語を追体験できる。プレイヤーは少女「ヌナ」と「狐」を操作。時に操作を切り替えながら、極寒の大地にひそむ大自然の脅威に立ち向かっていくことになる。キャラクターを個別に操作しての協力プレイも可能だ。

また、ゲームを進めることで「文化的背景」として映像コンテンツがアンロック。本作の題材となった先住民族の興味深い歴史的背景や民話を閲覧することができる。イヌイットを題材とした完成度の高いドキュメンタリーとしての側面も高く評価されているようだ。


今回その続編となる『Never Alone 2』が発表された。『Never Alone 2』も前作に引き続きアラスカの先住民コミュニティの協力を得て制作されており、ヌナと狐を主役とした協力プレイ用のアクションアドベンチャーとしてデザインされているとのこと。アラスカ先住民が世界で最も過酷で息を呑むほど美しい場所でどのように生き抜き、繁栄してきたかの物語を体験できるそうだ。また本作は興味がある方は、本作をウィッシュリストに入れて動向をチェックしておくとよいかもしれない。

『Never Alone 2』はPC(Steam)向けにリリース予定。