硬派ハードコアSRPG『リデンプションリーパーズ』最新アプデでイージーモードとNew Game+追加。バランス調整含め、改善続く

 

Binary Haze Interactiveは5月12日、『リデンプションリーパーズ』のアップデート1.4.0を配信開始した。同アップデートでは、イージーモードが追加されている。


『リデンプションリーパーズ』はシミュレーションRPGだ。対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS4/Nintendo Switch。舞台となるのは異形の軍勢モースに国々を滅ぼされた世界。絶望的な状況の中、この世界の唯一の希望「灰鷹旅団」がモースと渡り合っていた。狡猾な奇襲戦法や集団戦術を得意とする旅団は、かつて人々から忌み嫌われ忘恩の死神と呼ばれていたという。プレイヤーはそんな彼らを操作してダークファンタジーの世界で戦いを繰り広げる。

本作の特徴は、その難易度の高さだ。開発には、かつてインテリジェントシステムズに在籍し『ファイアーエムブレム』シリーズの『封印の剣』『蒼炎の軌跡』『新・暗黒竜と光の剣』にディレクターとして携わった堀川将之氏が参加し、ゲームデザインを担当。序盤から死闘が展開される硬派なデザインは一定の評価を得ている。


一方で、戦闘バランスがシビアであったり、ステータスアップにランダム性が絡んでいたり、金策が厳しかったりと、難しさを指摘する声も少なくなかった。そうした声に応じるように、Binary Haze Interactiveはアップデートを実施。金策緩和や、不具合修正、戦闘をメインとしてUIの向上などが進められてきた。そして1.4.0にて、イージーモードが追加されている。あわせて、New Game+も実装された。ゲーム本来の魅力を守りつつ、より幅広い層に届ける狙いだろう。

ちなみに、『リデンプションリーパーズ』は7月13日にPS4/PS5/Nintendo Switch向けにパッケージ版が発売予定。パッケージ版には、そうした調整されたゲーム内容が収録されているだろう。興味をある方はチェックをしておくとよさそうだ。