『ファイナルファンタジー ピクセルリマスター』シリーズの世界累計販売本数が200万本を突破。コンソール版リリースも大台突破の追い風か


スクウェア・エニックスは5月2日、『ファイナルファンタジー ピクセルリマスター』シリーズの世界累計販売本数が200万本を突破したと発表した。

『ファイナルファンタジー ピクセルリマスター』シリーズは、ファミコン、スーパーファミコンで発売された『ファイナルファンタジー』から『ファイナルファンタジー VI』までの6作品を2Dリマスターした作品群だ。

ピクセルリマスター化にあたって、オリジナルとなるファミコン版、スーパーファミコン版をベースにグラフィックを一新している。ほかにも、ゲームバランスを調整したり、バトルのオート/倍速機能といった新機能が追加されたりと、現代向けに快適に遊べるように手が加えられている。


さらに、後発となったNintendo Switch/PS4版には、オリジナル版をイメージしたピクセルフォントやサウンドトラックのオリジナル版とオーケストラアレンジ版の切り替え機能が追加。ほかにもエンカウントのON/OFF機能や経験値などの獲得量を倍増させるブースト機能などが追加され、遊びやすくなっている。本稿執筆時点で、『ファイナルファンタジー ピクセルリマスター』シリーズのSteamストアページでは『ファイナルファンタジー II』を除いた5作品が全期間レビューにおいて「非常に好評」のステータスを獲得している。

今回の発表によれば、そんな『ファイナルファンタジー ピクセルリマスター』シリーズの世界累計販売本数が200万本を突破したとのこと。こちらは、シリーズ6作品のダウンロード版・パッケージ版・特装版の累計だそうだ。

なお、本作の対応プラットフォームは、PC(Steam)およびNintendo Switch/PS4/iOS/Android。本シリーズは、Steam版とiOS/Android版の『ファイナルファンタジー』から『ファイナルファンタジー III』が、2021年7月29日に同時発売。その後に『ファイナルファンタジー IV』から『ファイナルファンタジー VI』が順次リリースされた。

そして、2023年4月20日にはNintendo Switch/PS4にて全シリーズが全世界同時リリースされている。好評だった本シリーズに、Nintendo Switch/PS4版が加わったことが、世界販売本数200万本突破への追い風となったものと思われる。同機種版は発売からまだ2週間弱ということもあり、今後さらに数字を伸ばしていく可能性もありそうだ。

ファイナルファンタジー ピクセルリマスター』シリーズは、PC(Steam)およびNintendo Switch/PS4/iOS/Android向けに発売中。