Cygamesは2月22日、『リトル ノア 楽園の後継者』の大型無料アップデート第4弾の配信を開始した。対応プラットフォームであるPC（Steam）/PS4/Nintendo Switch向けに配信されている。
『リトル ノア 楽園の後継者』は、錬金術師の少女ノアを主人公とするローグライトアクションゲームだ。プレイヤーは、ランダム生成されるステージを探索し、敵と戦い、ノアをどんどん強化しながらステージを進んでいく。ノアは、引き連れるアストラルと呼ばれるキャラクターの攻撃によって敵と戦う。アストラルや強化アイテムは道中でランダムで入手可能。アストラルは、キャラクターによってさまざまな攻撃手段や属性をもち、それらを組み合わせてオリジナルのコンボを作れることが、本作の大きな特徴となっている。
本作は、Steamのユーザーレビューにて現時点で約1150件中95%が好評とする「圧倒的に好評」を獲得。程よい難易度のローグライトアクションゲームに仕上がっていることや、アクションの手触りの良さ、やり込み要素が豊富なことなどが評価されている。また昨年9月には本作の累計販売本数が10万本を突破したことも発表されていた。
今回された無料アップデート第4弾では、本作にてノアのお供の猫ジッパーに変身してダンジョンを探索できるようになる。面白いのは、ジッパーに変身するとゲームプレイ自体も変化することだ。変更点は以下のとおり：
・探索の開始時に入手できるアストラルがランダムになります。
・HPが低くなり、ポーションを使用できなくなります。
・移動速度、ジャンプ力がアップして、空中ジャンプが2回可能になります。
・ダッシュ発動時の短い時間、無敵になります。
・エーテルスラストのヒット数が増えますが、ダメージは下がります。
・アニマバーストを発動すると、一定時間無敵になり、エーテルスラストの再使用間隔が短くなります。
全体的にいえば、攻撃を受けた際のリスクをぐっと上げつつ、キャラの操作や攻撃の選択肢を増やすといったところだろうか。ノアよりもかなりテクニカルなキャラになっている印象だ。本作ではそもそもプレイアブルキャラはノアのみだった。操作感やルールの異なる別キャラが追加されたことで、新鮮な気持ちでゲームを遊べるだろう。なお、ジッパーはゲームクリア後にアニマとして選択可能となる。
ちなみに今回のアップデートでは、VERY HARDモードも追加。同モードを追加することで、VERY HARD＋１、VERY HARD＋２で遊べるようになるとのこと。本作は救済措置が手厚いことから、難易度に対する不満なども寄せられていたが、発売後のアップデートによって高難度コンテンツも充実しつつある。
また、拠点となる方舟の施設の効果やアストラル・アクセサリの出現に制限をかけることで、ゲームバランスをみずから調整できるようになった。制限された方舟の施設の効果は無効となり、アストラル・アクセサリは探索中に出現しなくなる。いわゆる縛りプレイがしやすくなったことだろう。手順としては、方舟修復率が30％以上になると方舟にいるときのみシステムの「ゲームカスタム」から、設定することができるそうだ。
『リトル ノア 楽園の後継者』は、PC（Steam）/PS4/Nintendo Switch向けに配信中。『ウマ娘 プリティーダービー』や『プリンセスコネクト！Re:Dive』コラボ衣装が手に入るDLCも販売中だ。
