Steam縦スクロールSTG『Flightpath』1月27日配信へ。国内スタジオが手がける、分岐ありのストーリー重視シューティング

 

国内デベロッパーのIllogic Gamesは1月20日、縦スクロールシューティングゲーム『Flightpath』を1月27日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Flightpath』は、物語主導の縦スクロールシューティングゲームだ。本作の舞台となる小規模星系Venarisでは、政府が腐敗するなか、シンジケートと呼ばれる地下犯罪組織が市民を脅かしている。そこで、メカニックのKath、シンジケートに犯罪の濡れ衣を着せられた元探偵のA.J.、そしてプロレーサーのMaxらが、シンジケートから人々を解放するために戦う。これら3人のプレイアブルキャラクターには、それぞれ独自のストーリーと背景が存在するとのこと。

本作では計10ステージを戦う。敵の出現や攻撃パターンなどに自動生成技術が使用されており、毎回異なるゲームプレイになるという。またステージによっては、ある段階で分岐が発生。たとえば、誰かを助けたり、シンジケートの施設の爆破やアイテムの奪取、あるいはボス戦に挑んだり。ふたつのシナリオから選択しステージを進むことで、その後の物語が変化していく。ゲームプレイ中にはキャラクターからの通信が入ったり、カットシーンが用意されていたりと、こうした点からもストーリーに重きを置く作品であることがうかがえる。



ステージではこのほか、ショップが現れ立ち寄ることが可能。ショップでは自機が受けたダメージを修理したり、装備のカスタマイズをおこなったりできる。装備には、メイン武器やセカンダリ武器、アーマー、シールド、ジェネレーターの項目が存在。たとえばメイン武器であれば、搭載箇所それぞれに攻撃力や連射速度などの性能が異なる多様な武器が用意され、ゲームプレイで獲得したお金で購入できる。

本作を手がけるIllogic Gamesは岩手県盛岡市に拠点を置くスタジオで、本作が初めてリリースする作品とのこと。予算は限られているものの、本作をきっかけとして、今後より大きなプロジェクトにも挑戦していきたいとしている。

『Flightpath』は、PC(Steam)向けに1月27日配信予定だ。体験版も配信されている。