『Metro Last Light Redux』がEpic Gamesストアで1日限定無料配布。モスクワの地下鉄が舞台のポストアポカリプスFPS

 

Epic Gamesストアにて12月25日、『Metro Last Light Redux』の無料配布が開始された。配布期間は2022年12月26日1時まで。期間中にライブラリへ追加しておけば、配布終了後もプレイできる。なお、同作のEpic Gamesストアでの通常販売価格は、税込1980円。ストアページの表記によると、音声、字幕共に日本語に対応していない。

『Metro Last Light Redux』は、ドミトリー・グルホフスキー氏の小説「メトロ2033」を原作としたポストアポカリプスFPSシリーズの第2作目『Metro Last Light』のアップグレード版だ。『Metro Last Light』向けにリリースされたDLCに加え、新モードと新機能を追加している。

本作の舞台は、2034年の核戦争で地球の環境が破壊された世界。生き残った人類は廃墟となったモスクワの地下鉄で暮らしていた。そんななか、人々は人類を破滅へと導く装置をめぐる戦いに明け暮れていた。その内戦を終わらせるべく、主人公のアルチョムは立ち上がる。

本作は、モスクワ市内の地下鉄内で繰り広げられる内戦を描いた、ストーリー主導のFPSだ。放射能に汚染されたロシアの地には、ミュータントが蔓延っており、それは地下鉄内でも同様。プレイヤーは敵対する人間のみではなく、人類に牙を剥くミュータントとも戦うことになる。


核戦争後の世界では、物資も限られている。弾丸が不足することもあるし、汚染地帯に足を踏み入れる際にはガスマスクのフィルターも必要になる。それらをいかに節約し、新たな物資を手に入れられるかが重要だ。さらに、暗闇を照らすライトなど手動充電のバッテリーを使用するアイテムもあり、バッテリーの残量にも気を配らなければならない。

なお物資量については、難易度によって変化するようになっている。本作の難易度は、スパルタンモードとサバイバルモード、レンジャーモードが用意されている。スパルタンモードは手に入る物資が比較的多めで、戦闘を楽しみたいプレイヤーに向けられたモードだ。一方、サバイバルモードでは弾薬やガスマスクのフィルターを入手できる数が少なく、より物資に気を使いながらプレイしていく必要がある。マップをなるべく効率的に探索していくことも重要だろう。そして、レンジャーモードは、HUDとUIを廃した高難易度モードとなっている。難しいが、モスクワの地下鉄の恐怖がより伝わってくる、没入感の高いモードだ。


本作は2014年8月に、パブリッシャーのDeep Silverよりリリースされた。開発は前作『Metro 2033』などを手がけた4A Gamesが担当。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で4万7034件中89%の「非常に好評」ステータスを獲得している。

『Metro Last Light Redux』は、Epic Gamesストアにて12月26日1時まで無料配布中。またEpic Gamesストアでは12月16日より日替わりの無料配布が実施されており、12月26日1時には新たな無料配布作品が登場予定となっている。