宇宙略奪FPS『Marauders』Steamにて10月4日早期アクセス配信へ。宇宙海賊たちのPvPvE物資争奪銃撃戦

 

パブリッシャーのTeam17/デベロッパーのSmall Impact Gamesは10月1日、『Marauders』を日本時間10月4日(現地時間10月3日)に早期アクセス配信開始すると発表した。あわせて、予約購入者などに向けたプレイテストが現在実施中だ。プレイテストは日本時間10月4日0時まで開催予定。

『Marauders』は宇宙を舞台にするオンラインFPSゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)。プレイヤーは宇宙海賊として単独、または最大4人のチームを組んで、マップとなるフリゲート艦または巨大建造物に突入。戦利品を求めて探索しつつ、敵対プレイヤーや敵AIとの戦闘(レイド)を繰り広げる。

本作の世界は、第一次世界大戦が終結せず、極限まで工業化した地球から人類が宇宙に進出した、という設定。宇宙船やマップとなる建造物内も、鉄と内燃機関の特異な発展を感じるディーゼルパンクなデザインだ。武器にも、第一次および第二次世界大戦において用いられた銃器など、比較的レトロなものが登場する。

マッチ開始時、プレイヤーはマップとなるフリゲート艦や巨大建造物まで、自身の小型宇宙船で航行。フリゲート艦などに着艦し、マップ内を探索するという流れとなる。なお、目的地までの宇宙空間では、敵プレイヤーの宇宙船と戦闘が可能。マップ内での戦闘を前に敵の撃破や、船の乗っ取りを狙える。一方、マップ内の探索では、当然生身の人間同士で接敵する。緊張感あふれる銃撃戦が繰り広げられるわけだ。満足いくまで探索を終えたら、自身の船でマップから脱出。ふたたび宇宙空間を切り抜けて脱出ゲートを目指す、というゲームサイクルとなる。


また、脱出後の拠点画面では、物資や装備を取引するTradeや、さまざまなミッションを請け負うContractsなどが用意。さらに以前のテストプレイなどでは、プレイヤーのインベントリや進行状況をリセットして獲得するPrestige Pointも存在。消費することでインベントリスペースなどを拡張可能となっている。アップデートにより所持品や進行状況がワイプ(リセット)されるのではなく、プレイヤー側のタイミングで自主的に進捗をリセットしてメリットを得るシステムが採用されているわけだ。

なお本作は予約購入者向けにクローズドベータテストも実施されていた。テスト時のフィードバックをもとに、早期アクセス配信開始に向けてアップデートも実施。新たな戦利品やミッションなどが追加されたほか、宇宙船とフリゲート艦の速度バランス調整などがおこなわれているとのことだ。早期アクセス期間は、12か月から18か月となる見込み。早期アクセス期間中も、フィードバックを受けてのアップデートは続いていくという。1年に数回は大規模なコンテンツアップデートを実施し、新たな敵や武器、大きなゲームプレイ要素などが追加される見込み。そうしたアップデートよりも高頻度にてバランス調整パッチが配信予定なほか、必要に応じてホットフィックスも配信されていくそうだ。


また早期アクセス配信に先がけて、予約購入者およびストリーマー・クリエイターに向けて技術テストが現在実施中。日本時間で10月4日0時まで開催予定だ。なおテスト期間中のデータはワイプされ、早期アクセス配信時には引き継がれないとのことだ。

『Marauders』はPC(Steam)向けに現地時間10月3日から早期アクセス配信開始予定だ。プレイテストのスケジュールから察するに、国内向けには4日のリリースとなりそうだ。