癒しスライム牧場ゲーム『Slime Rancher 2』早期アクセス配信開始&絶好調スタート。開発者も予測不能の“クレイジー”な売れ行き

 

インディースタジオMonomi Parkは9月23日、『Slime Rancher 2』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/Windows 10)/Xbox Series X|Sで、Xbox/PC Game Pass向けにも提供中。日本語表示にも対応している。本作は開発者に「クレイジー」と言わしめるほど、絶好調な滑り出しを見せているようだ。

『Slime Rancher 2』は、一人称視点のスライム捕獲&育成ゲーム。本作の舞台となるのは、レインボーアイランドと呼ばれる島だ。この土地にはバリエーション豊かなロケーションが存在。そこに生息するスライムたちもまた、豊富な個性をもっている。主人公はそんな色とりどりの楽園にて美しい温室を建設し、スライムを集め牧場を作り、農作業を進めていくのだ。また、島には古代文明や謎なども存在。そうしたロケーションの冒険も魅力のひとつだろう。また、スライム飼育などを通じて集めて通貨を稼ぎ、装備や農場のアップグレードをしていく要素もある。

開発元Monomi Parkの共同設立者兼CEOを務めるNick Popovich氏は9月23日、自身のTwitterアカウントにて本作の快挙を報告。同氏によると、本作は早期アクセス配信後6時間以内に、10万本の売上を達成したという。同氏は売れ行きの想定としては、もし万が一運よくリリース24時間以内に10万本に到達できれば幸せであると夢見ていたそうだが、それらを上回るスピードだ。本作の売れ行きを「クレイジーな列車」と例えて、予想もつかない勢いで売れていることを明かした。あわせて、ユーザーたちに感謝の言葉を伝えている。

本作は2017年にリリースされた『Slime Rancher』の続編となるタイトルだ。前作は現在Steamにて8万2750件のユーザーレビューを集めており、うち97%が好評の「圧倒的に好評」ステータスを獲得。累計販売本数としても200万本以上を記録している。前作のファンも多く、『Slime Rancher 2』は期待されていたわけだ。本作では前作に引き続きベアトリクス・ルボーが主人公となる一方で、新たな舞台レインボーアイランドには多数の新たなスライムが生息。弾力性のあるコットンスライムや、水棲スライムなど新種の飼育が楽しめる。また、グラフィック面の向上も図られており、液体表現などが大幅にパワーアップ。新たな舞台での冒険と農場生活が、鮮やかに描かれている。

そして『Slime Rancher 2』のSteamユーザーレビューでの現時点での評価は、こちらも「圧倒的に好評」。昨日早期アクセス配信が始まったばかりにもかかわらず約3400件のレビューを集め、そのうち96%が好評としている。新要素が追加されている一方で、前作と変わらない魅力が受け継がれている点が評価されているようだ。可愛らしいスライムとの暮らしに癒されたプレイヤーたちが、続々と好評レビューを投稿している。Steamの同時接続プレイヤー数は2万人前後を推移(SteamDB)。今も数多くのプレイヤーがスライムの癒しを堪能しているようである。

Popovich氏は続く本日9月24日のツイートで、本作が信じられない勢いで売れ続けていることを明かしている。週末、プレイヤーたちが投稿する動画や反応を楽しみにしているそうだ。あわせて同氏は自身のお気に入りのスポットを紹介。草原が風にたなびく、爽やかな景色が収められている。スライムの可愛さとは別の癒しを感じられそうだ。気になった人は実際に足を運んでみるといいだろう。

本作は早期アクセス配信期間として、リリースから約18か月間を見込んでいる。正式リリースにかけて、スライム・素材・ガジェット・エリアなどの追加コンテンツが随時実装されていく見込み。また本作は正式リリース後も、早期アクセス時と変わらない価格で販売予定とのことだ。

『Slime Rancher 2』はPC(Steam/Epic Gamesストア/Windows 10)/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中。Xbox/PC Game Pass向けにも提供されている。