オープンワールド工場建設ゲーム『Satisfactory』大型アプデ「Update 6」配信開始。装備品の追加・改善からAIシステムの刷新まで、さらに遊びやすく

 

デベロッパーのCoffee Stain Studiosは9月20日、オープンワールド工場建設ゲーム『Satisfactory』向けに大型アップデート「Update 6」を配信した。本作は、PC(Steam/Epic Gamesストア)にて早期アクセス配信中。

本作は、未知の惑星を舞台にした工場建設ゲームだ。FICSIT社の従業員となったプレイヤーは、ソロあるいは協力プレイにてオープンワールド世界を探索し、貴重な天然資源を入手して独自の工場を建設。工場は、自動化させたり効率性を高めるなど自由度の高いカスタマイズが可能で、理想の工場へと拡大・発展させていくことが可能だ。今回配信されたUpdate 6は、今年6月からテストがおこなわれてきたもので、このたび全ユーザー向けに配信された。

Update 6では、まずマップ環境の一部刷新がおこなわれた。ひとつは「Spire Coast」で、Dune Desertと隣り合った位置にある海岸沿いのエリアだ。高低差のある地形が特徴となる。また両地域は断崖で隔てられており、今回のアップデートではその断崖が台地のように調整。ここでも建設をおこなえるようになったそうだ。「Swamp」においては、植生と空気感の表現が一新。ほかにも、昼夜双方の空の表現の改善や、雨天の追加など大気システムの調整も実施された。

装備品では、すべての遠距離武器に対し異なる弾薬タイプが追加。Pulse Nobeliskのような便利なツールとして扱えるものから、ホーミング性能をもつライフル用弾薬、ミニ核爆弾まで、幅広い種類が用意されているとのこと。また、どの武器やガジェットに切り替えるのかを確認しやすいよう、UIの改善も実施されている。

上述した追加の弾薬タイプは、MAM(分子分析機)での資源解析を通じて入手可能。なおMAMにおいては、人気のあるエネルギー関連のレシピのアンロック位置の移動を含む、バランス調整が実施された。また装備スロットについて、頭・胴体・背中・脚にそれぞれ1つずつスロットが設けられた。これにより、既存の胴体向け装備のほぼすべてを、同時に装備できるようになったそうだ。

Boom Box(ラジカセ)も追加。音楽を楽しめるほか、Turbo Bassと呼ばれる特別な機能も備えているという。

原生生物に関しては、Flying Crab Hatcherの見た目が一新されるとともに、Flying Crabを出現させても自壊しないように挙動を変更。Flying Crab自体もかなり対処しやすいよう調整されたが、プレイヤーがFlying Crab Hatcherを破壊しないと出現し続けることになるそうだ。また、Spitterについても見た目が変更。3種類のバリエーションが用意され、それぞれ異なる環境に適応するとのこと。

原生生物にかかわるAIシステムについては、現在刷新に取り組んでいるところだそうで、今回のアップデートではその一部を適用。今後、生物の行動についてより多様な表現を実現させていくと説明された。


このほか、マップ機能のTier 1でのアンロック方式への変更や、Radar Towerへの機能追加、ToDoリストのアクセス性の改善や機能の追加なども実施。また内部ではセーブシステムの変更もおこなわれ、Update 6以降のセーブファイルは、旧システムでは利用できなくなるそうだ。アップデート内容の詳細はパッチノートを確認してほしい。

『Satisfactory』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに早期アクセス配信中だ。