南国生き残りゲーム『Inescapable』発表。『ダンガンロンパ』に影響受けた、11人の男女のルール無用ゲーム

 

パブリッシャーのAksys Gamesは7月3日、アドベンチャーゲーム『Inescapable』を発表した。PC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに、2023年リリース予定だ。

『Inescapable』は、ルール無用のゲームを生き抜くスリラー・アドベンチャーゲームだ。本作の舞台はとある南国の島。主人公であるHarrisonは拉致されて孤島で目覚め、テレビ番組の企画に参加することになる。その企画とは、期間終了まで孤島に滞在すれば50万ドル(約6750万円)の賞金が手に入るというゲームだ。ただし、このゲームにルールはなく、島から逃れる方法はない。

対戦相手となるのは、10人の男女だ。トレイラーでは、可愛らしい少女から目つきの危ないヒゲの男まで、多様なキャラクターが確認できる。主人公はこうした人々と交流したり、争ったりしつつゲームの完遂を目指すのだろう。本作では、「人間がどれだけ名声や富への欲望に突き動かされるか」や「ルール無用の場で人間がどんな行為に手を染めるか」といった側面が描かれるとのこと。また、本作は『ダンガンロンパ』シリーズに影響を受けているとのことで、コミカルな絵柄が特徴的な一方で人間の恐ろしさも描かれる作品になりそうだ。


本作を開発するのは、フィンランドを拠点とするデベロッパーのDreamloop Games。同スタジオは2015年にシューティングゲーム『Stardust Galaxy Warriors: Stellar Climax』をリリースしており、こちらはSteamにてユーザーレビュー158件中94%が好評の「非常に好評」ステータスを獲得している。また、共同開発としてはアクションゲーム『Aragami 2』や一人称視点ホラー『Moons of Madness』などに携わっているようだ。同スタジオ作品としては、『Inescapable』は毛色の違うジャンルとなっている。

『Inescapable』は2023年、PC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けにリリース予定だ。