ダークファンタジー推理ゲーム『超探偵事件簿 レインコード』全世界累計出荷数30万本突破。発売から1か月での好スタート御礼で配信範囲拡大

 

スパイク・チュンソフトは8月4日、『超探偵事件簿 レインコード』の全世界累計出荷数が30万本を突破したことを明らかにした。発売から約1か月での達成となる。また本作では、8月14日からプレイ動画の配信可能な範囲が第2章まで拡大される。

『超探偵事件簿 レインコード』はNintendo Switch向けに6月30日に発売された、『ダンガンロンパ』シリーズの制作陣が手掛けるダークファンタジー推理アクションゲームである。本作の舞台は、雨の降り続く奇妙な街カナイ区だ。カナイ区では超巨大企業アマテラス社による支配のもと、未解決事件が多発していた。本作ではそんな街に、世界探偵機構に所属する特殊な力をもった超探偵たちが世界各地から集結。記憶喪失の主人公ユーマ・ココヘッドと、ある契約によりユーマに取り憑く死に神ちゃんは、カナイ区最大の秘密を探ることになる。

ユーマと死に神ちゃんは、カナイ区の街や事件現場など、3Dで表現されたフィールド上で事件を調査する。また調査が進んだあとは、真実へつながる謎迷宮が登場。謎怪人の主張を手がかりで退けるなど、QTEやちょっとしたアクションなどを交えながら、事件の真相へと迫っていく。雨の降り続く奇妙な街で事件を解決する、超探偵たちの活躍が描かれる。


今回の発表では、そんな本作のパッケージ版出荷数およびダウンロード版販売数の累計30万本突破が報告された。30万本突破は、2023年7月31日時点での累計出荷数になるとのこと。発売された6月30日により、約1か月での達成となるわけだ。なお制作陣の手がけた『ダンガンロンパ』シリーズでは、2021年10月にシリーズ4作品での全世界累計出荷数500万本突破が報告されている。本作は全世界同時発売ということで、同シリーズとの比較は難しいものの、メタスコアは77点と安定した評価を獲得している。新規IP作品である点も考慮すると、30万本を1か月で突破しているのは好スタートだといえそうだ。また発売から1か月で販売本数30万本突破しているため、今後さらに売上を伸ばすかもしれない。

また今回の発表では30万本突破への感謝もあり、配信可能範囲の拡大が発表された。8月14日より、第2章までのプレイ動画・生放送などが可能になるという。スパイク・チュンソフトのプレイ動画・生放送に関するガイドラインでは、これまで本作は第1章までがプレイ可能となっていた。しかしプレイヤーからの意見では、第2章のシナリオやキャラクターに対する人気や評判が高く、また動画配信の要望も多数あることから、配信可能範囲が変更となったそうだ。

超探偵事件簿 レインコード』は、Nintendo Switch向けに通常価格税込6980円で発売中だ。また本作においては、7月27日にDLC第1弾デスヒコ編「カリスマ探偵VS怪盗九尾の猫」が配信中となっている。