サンドボックスMMOARPG『Starkeepers』発表。みんなで世界を作る、ファンタジーアクション


デベロッパーのWolfpack Gamesは6月11日、MMOアクションゲーム『Starkeepers』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ストアページ表記によれば2023年4月1日に早期アクセス配信開始予定だ。

『Starkeepers』は、アクションとサンドボックス要素に重点を置いたMMORPGだ。本作でプレイヤーは時空間魔法を駆使する高次元存在「アストラル」となり、神話的な世界に没入。宇宙的脅威に対抗する正義の味方になったり、過去の歴史を変えようとするさまざまな勢力に身を寄せたりできるそうだ。

本作の特徴のひとつが、豊富なアクション要素だ。ダブルジャンプや全方位スプリントのほか、地面を転がったり、攻撃ブロックしたりなどの操作が可能。また、星の遺物(star relics)を利用して古代の英雄たちに変身し、戦闘スキルを獲得できるとのこと。収集した素材からオカルト的な武器をクラフトしたり、敵から奪った装備を利用したりすることも可能だそうだ。なお、決闘やダンジョンでの遭遇戦のほか、Starkeepと呼ばれる拠点での大乱闘など、プレイヤー間での戦闘も示唆されている。


上述のStarkeepは、プレイヤーたちが自ら作り上げる拠点だ。プレイヤーたちはクランとして集い、壁・固定機銃・トラップなどを組み合わせた要塞を建築し、領土を守っていく。また、投票所となる元老院や税金を管理する財務局のほか、みんなで馬を共有するための厩舎なども設置可能。プレイヤーたちが社会基盤を作っていくようなシステムを盛り込んでいる様子。

そして、本作のシーズンごとの物語は、個人や集団の選択によって変化していくという。ダイナミックなクエストシステムを採用しており、仲間と共通の目的を追いかけるも、人とは違う道を開拓するも、あるいは悪党と成り果てるも自由とのこと。


本作を開発するWolfpack Gamesは、中国・オランダ・オーストラリア・南アフリカなど複数地域に開発者を擁するスタジオだ。長年のMMO開発経験のある開発者が中心となって集い、設立されたとのこと。また、『Warframe』や『Age of Conan』などのオンラインタイトルに携わった開発者が在籍しているそうだ。

なお、早期アクセス配信開始時には、プレイヤーが『Starkeepers』の内容に触れ、本作の構築にともに参加できる程度のコンテンツ量を見込んでいるとのこと。早期アクセス配信期間中には正式版に向けて、変身できる古代の英雄たちの追加や、クエストおよびストーリーの拡充などが実施されるようだ。早期アクセス配信期間としては約1年を見込んでいるものの、実際のスケジュールはプレイヤーフィードバックをどれだけ作品に反映できるかによるとのこと。

『Starkeepers』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信予定。ストアページ表記によれば、2023年4月1日に配信開始される。