列車つなぎパズル『Railbound』Steamにて無料デモ配布中。線路をつないで機関車を出発進行

 

デベロッパーのAfterburnは6月6日、パズルゲーム『Railbound』のデモ版を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
 

 
『Railbound』は、線路をつないで列車を完成させるパズルゲームだ。マップ上には、ばらばらになった列車の車両が散らばっている。これらの車両は、線路を引くことで走り出し、ゴールとなる先頭車両につなげることができる。プレイヤーは、限られたマス目分の線路を引いて、すべての車両を接続することを目指すのだ。

はじめのステージでは、車両は一つしかないため、接続するのは簡単だ。しかし、ステージを進めていくと、車両が二つ、三つと増えていく。それぞれの車両には番号が振られているため、プレイヤーは順番通りに車両をつながなければならない。ゴールまで接続するだけでなく、それぞれの到着タイミングも調整する必要があるわけだ。後続の車両は迂回路をたどって少し遅れてつながるようにするなど、さらに頭を使って車両をつなげる必要がある。

ステージにはギミックも登場。たとえばトンネルは、中を通った車両を離れた位置まで運んでくれる。こうした仕掛けを念頭に入れつつ、プレイヤーにはさらなる試行錯誤とひらめきが求められるようになっていく。このほか、製品版には信号機や遮断機など、さまざまな仕掛けが登場するようだ。車両が走行するタイミングをコントロールしながら、順番通りに接続することが求められるのだろう。ステージは全部で100種類以上が用意されるとのこと。漫画のようなグラフィックも特徴となっている。
 

 

 
『Railbound』の開発を手がけるAfterburnは、ポーランドに拠点をおくスタジオだ。過去作としては、ゴルフをしながら山登りを目指す『Golf Peaks』や、手作り弁当を完成させるパズルゲーム『inbento』などをリリース。いずれの作品もシンプルなルールと、歯ごたえのある難易度が高い評価を獲得しているようだ。『Railbound』でもそうしたスタジオの持ち味が活かされていることに期待したい。

『Railbound』はSteamにてPC向けに配信予定。現在は無料デモを配布中だ。