オンライン協力脱出ホラー『Goodbye Dr. Sanchez』正式発表。役割の異なる2人が協力し、狂った屋敷から脱出

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デベロッパーのStartreming Gamesは5月31日、脱出ホラーゲーム『Goodbye Dr. Sanchez』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、10月4日配信予定。

『Goodbye Dr. Sanchez』は、オンライン2人協力プレイ専用の脱出ホラーゲームだ。友人同士である2人の主人公は、著名な研究者ながら狂人であるとも囁かれるCarlos Sanchez博士に誘拐され、見知らぬ屋敷内に囚われてしまう。博士は、自身が進行性の病に侵されていることに苛まれてか、人をさらっては“教育”と称して処刑しているという。

本作にて2人のプレイヤーは、「逃亡者」と「囚人」という役割の異なるキャラクターに分かれてプレイする。逃亡者は、監禁されていた部屋から逃れることに成功した人物。屋敷内に囚われた状態にあることには変わりないが、自由に探索することができる。そして、閉ざされた扉の鍵を探すなどして、囚人となった友人を救出し、一緒に屋敷から脱出することを目指す。

一方の囚人は、まだ部屋に監禁されている人物。ただその部屋には、屋敷内のさまざまな情報を映す5つのモニタが存在し、自由に閲覧可能。たとえば、屋敷内に点在するトラップの位置を把握できる。実はこのトラップの存在は、実際に接することになる逃亡者役のプレイヤーからは目視できないのだという。つまり本作では、監禁されながらも多くの情報にアクセスできる囚人と、情報は何もないが自由に移動できる逃亡者が、密にコミュニケーションを取りながら脱出の手がかりを探すことになるわけだ。


屋敷内にはSanchez博士が徘徊しており、逃亡者は彼に見つからないように行動しなければならない。というのも、博士に捕捉されると逃亡者の頭に特殊なヘルメットが装着され、仕込まれたドリルがゆっくりと頭蓋骨に食い込んでいくためだ。ひとたびヘルメットを装着されてしまったなら、何としてでもその動作を止めなければ、死あるのみである。

ヘルメットのドリルを止めるためには、屋敷内に隠されたコードを見つける必要がある。そのコードを囚人に伝え、監禁部屋にある装置から入力してもらうのだ。成功すると、屋敷で一時的な停電が発生。これにより、15秒間ほどトラップが無効になるという副次的な効果を得ることもできる。なお監禁部屋では、屋敷の各部屋を映す監視カメラの映像も見ることができる模様。囚人は、博士の居場所を逃亡者に伝えることも重要な仕事になるだろう。

『Goodbye Dr. Sanchez』は、PC(Steam)向けに10月4日配信予定だ。

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