牧場ライフゲーム『Stardew Valley』が売上2000万本を突破していた。どこまで売れる傑作牧場ゲーム

 

Stardew Valley』の売上が、今年3月時点で2000万本を突破していたようだ。本作のPressページにて、3月から現在にかけてひっそりと新たな売上数が公表されたと見られる。海外メディアMy Nintendo Newsが伝えている。


『Stardew Valley』は、牧場経営シミュレーションゲームだ。同作は2016年2月にPC版がリリースされ、後にPS4/Xbox One/Nintendo Switch/モバイル向けにも展開。プレイヤーはのんびり好きなことをして過ごすもよし、スケジュールを立ててバリバリと農場をもり立てていくのも自由だ。また、町の人々との交流のほか、冒険やRPG要素も楽しめる盛りだくさんの内容となっている作品である。


本作はPC版の発売後まもなく200万本を売り上げ、一躍人気ゲームに。ほかのプラットフォーム向けにもリリースされ、プレイヤー人口はさらに増えた。発売から約4年となる2020年1月には、開発元ConcernedApeが売上1000万本を発表。さらに2021年には、今回と同様にPressページにおける変更が発見され、売上1500万本を突破していたことが明らかになった(関連記事)。そして今回、売上の数字がさらに2000万本と更新されたわけだ。こちらは2022年3月までの記録であり、本作PC版に限っても1300万本を売り上げているという。

なお、『Stardew Valley』において直近で大規模なコンテンツ追加がなされたのは、2020年末のバージョン1.5.0である。それ以降は、不具合修正やQoL関係の完全パッチなどの配信はありつつ、大きな新規コンテンツ追加など基本的にない。また、開発元は現在、新作である『ConcernedApe’s Haunted Chocolatier』の開発に注力している。それでも『Stardew Valley』が売れ続けるのは、本作が完成された金字塔的作品だからだろう。また、本作Modコミュニティは引き続き活発で、先日には「おじいさんを改造する」謎のネットミームが流行るなどした(関連記事)。今後も、完成度の高さやコミュニティに惹かれて、多くの新規プレイヤーが本作を手に取ることだろう。

『Stardew Valley』は、PC/Xbox One/Nintendo Switch/モバイル向けに配信中だ。なお、前述のPS4版は現在、国内からの新規購入は不可能となっている。

【UPDATE 2022/5/10 8:55】
PS4版の国内販売状況について追記