謎解きホラーADV『幽限御界堂探偵社』Nintendo Switch向けに3月末発売へ。かごめかごめの怪異に挑む、霊専門探偵の活躍

 

国内のゲーム開発会社ロケットスタジオは2月25日、『幽限御界堂探偵社』を3月末日に発売すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch。発表にあわせて、公式サイトも公開されている。
 

 
『幽限御界堂探偵社』は、霊専門の探偵として不可解な事件を解決する、謎解きホラーアドベンチャーゲームである。本作の舞台は、不可解な事件が多発している神無市。同市の鬼坂では、交通事故が異様な頻度で起こっており、関連する奇妙な噂話が流れていた。曰く、夕暮れ時に鬼坂を下ると、子供とも青年ともつかぬ声の「かごめかごめ」が聞こえてくる。かごめお兄さんの唄を聞いてしまったものは、必ず3日後に事故で死ぬのだという。本作の主人公である御界堂守丸は、死相を見る目をもつ少年だ。ある日、守丸が鬼坂を登っていると、同級生の巫女神桜子が怪異に呪われていた。彼女が呪われた原因を探るべく、守丸は調査を開始。不可解な事件が多発する街で暗躍する、怪異探偵の活躍が描かれる。
 

 
守丸たちは、巫女神桜子にかけられた呪いを解くため、鬼坂の交差点で多発している交通事故を調査。交通事故で亡くなった被害者の奥さんや、被害者の通っていた学校などで聞き取りをおこない、呪いに迫っていく。また怪異を退散させるには怪異が存在する理由と、呪いの原因の証明が重要になるのだという。ゲームシステムの詳細は不明であるものの、プロモーションビデオやスクリーンショットでは、ノベル形式で表現されるストーリーや、選択肢の存在が確認できる。怪事件を調査する物語がテキストと立ち絵で進んでいくのだろう。

本作は章立てになっており、1章では怪異「かごめお兄さん」にまつわるストーリーが展開。章単位で事件は解決し、シリーズを通して本作の本当の世界が描かれる。そのほか、本日公開された公式サイトでは、キャラクターや1章「約束」の導入、スクリーンショットなどが公開中。メインキャラクターとしては、怪異探偵の守丸と霊感があるという巫女神桜子に加えて、守丸の父でフェレットの大善が紹介されている。
 

 
本作を開発しているのは、札幌のゲーム開発会社ロケットスタジオだ。同社はこれまでに、『BanG Dream! ガールズバンドパーティ! for Nintendo Switch』や『FINAL FANTASY DIGITAL CARD GAME 』、『チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ』などの開発を担当。オリジナルタイトルとしては、本作が数年ぶりの作品となるそうだ。

幽限御界堂探偵社』は、Nintendo Switch向けとして2022年3月末にリリース予定だ。