スクエニ新作アクションMORPG『エスタブライフ ユニティメモリーズ』モバイル向けに正式発表。 AIに管理された実験都市・東京が舞台

 

スクウェア・エニックスは2月3日、新作アクションMORPG『エスタブライフ ユニティメモリーズ』を正式発表した。対応プラットフォームはiOS/Androidで、基本プレイ無料(アイテム課金型)にて提供予定。配信時期は未定だ。

本作は、アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」など数々の話題作を生み出してきた谷口悟朗氏によるオリジナル企画「エスタブライフ」プロジェクトのひとつ。TVアニメや映画に加え、今回発表されたゲームでも展開され、それぞれのメディアにて異なる時間軸の物語が描かれる。谷口氏は本作にて原案・クリエイティブ統括を務め、スクウェア・エニックスが制作する。

*「エスタブライフ」プロジェクトPV

「エスタブライフ」プロジェクトは、“魔改造された東京”を舞台に、各メディアにてさまざまな物語が繰り広げられていく。その世界観の設定としては以下のように説明されている。

遠い未来の時代。世界人口がピークを迎え、減少傾向に転じていた。人類は種の繁栄のため生態系を管理するAIを作り、「人類の多様化実験」を実行。常人・獣人・魔族などの遺伝子改造による「多様な人種」と、壁に囲まれた「クラスタ」と呼ばれる「多様な街」を創造した。

数多存在する「クラスタ」は、それぞれ独自の文化を有し、そこに適正をもつ人類が生活している。そして、滅びることが無いよう、常にAIに管理されながら暮らしているのである。


『エスタブライフ ユニティメモリーズ』のゲーム内容についてはまだ何も明らかにされていないが、今回2人のキャラクターが披露された。主人公の「アッシュ(CV:梶原岳人)」と「オウカ(CV:高尾奏音)」である。それぞれどういったキャラクターなのかは不明であるものの、ふたりのセリフに共通する「みんな」は、本作におけるキーワードとなりそうだ。

ちなみに、TVアニメ版である「エスタブライフ グレイトエスケープ」の公式サイトでは、新宿や上野、秋葉原といった街が、それぞれクラスタとして存在していることがうかがえる。同作では、自らのクラスタに適応できない者を、AIの裏をかき別のクラスタへと逃す“逃がし屋”たちの物語を描くという。

ゲーム版では、こうした雰囲気をもつ世界観にて、また別の時間軸の展開が描かれるのだろう。今回の発表では、「人工知能・AIに管理された実験都市“東京”を舞台に、“記録”をたどる物語が幕を開ける」と案内されている。


梶原岳人さん、高尾奏音さん以外のキャスト陣は、小野賢章・松田颯水・桑原由気・髙橋ミナミ・津田健次郎・古川慎ほか、とのこと。実力派の声優陣が参加する作品となる。

また本作の開発には谷口悟朗氏のほか、「ご注文はうさぎですか?」などを手がけ、上述したTVアニメ版にも携わる橋本裕之氏がシナリオ監修を担当。そして、シナリオはPTA Inc.と合同会社ストーリィベリーが、音楽は藤澤慶昌氏、アニメーションは株式会社ランドック・スタジオが担当する。

エスタブライフ ユニティメモリーズ』は、iOS/Android向けに基本プレイ無料(アイテム課金型)にて配信予定。配信時期は未定だ。ただ、公式サイトには「2022年、始動」との記述があるため、年内にはサービス開始するかもしれない。


なお、今回の発表に合わせて、「声優直筆サイン色紙プレゼントキャンペーン第1弾」が、明日2月4日19時頃から2月11日まで実施される。主人公アッシュ役を務める梶原岳人さんの直筆サイン色紙が1名に、Amazonギフト券1000円分が9名に抽選で当たるキャンペーンだ。

応募方法は、本作『エスタブライフ ユニティメモリーズ』の公式Twitterアカウント(@unitymemoriesPR)と、TVアニメ「エスタブライフ グレイトエスケープ」の公式Twitterアカウント(@establife)をフォローしたうえで、対象のツイートをリツイートするだけ。詳細は各アカウントを確認してほしい。




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