アニメ「UFOロボ グレンダイザー」の公式ゲーム正式発表、2023年発売へ。再現されたグレンダイザーの姿が披露


パブリッシャーのMicroidsは10月29日、現在開発中のアクションゲーム『UFO Robot Grendizer(UFOロボ グレンダイザー)』のティザートレイラーを公開し、2023年に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC/Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One。

本作は、永井豪氏原作のテレビアニメ「UFOロボ グレンダイザー」をもとにしたアクションゲームだ。Microidsは今年2月、同作のゲーム化に向けたライセンスを取得したと発表していた。


アニメ「UFOロボ グレンダイザー」は、1970年代に放送された、「マジンガーZ」の流れを汲む作品だ。主人公の宇門大介/デューク・フリードは、全宇宙の征服を企むベガ星人の魔の手が地球に迫ってきたことで、グレンダイザーに搭乗してベガ星人が差し向ける円盤獣と戦うことになる。同作は日本のみならず、当時イタリアやフランスなどでも大きな人気を獲得したという。Microidsがフランスを拠点にするパブリッシャーということもあり、今回のゲーム化に繋がったのかもしれない。

『UFO Robot Grendizer』の開発は、フランスのデベロッパーEndroadが担当。UbisoftやAmplitude Studiosで実績を積んだベテランスタッフが所属するスタジオとのこと。また、「UFOロボ グレンダイザー」の公式アーティストとして活躍した経歴をもつGolgoth71ことPhilippe Dessoly氏が、本作のアートスタイルに関するサポートをおこなう。


今回公開されたティザートレイラーでは、宇門大介が乗り込むグレンダイザーのシルエットが映っており、別途その姿を確認できるスクリーンショットも公開。どのようなゲーム内容になるのかはまだ分からないが、グレンダイザーにてスクリュークラッシャーパンチやダブルハーケンなどのアクションを繰り出せるものと期待される。また、円盤状の飛行形態にもなれることがうかがえる。開発元Endroadの共同設立者で本作のゲームディレクターを務めるColomban Cicéron氏のコメントは以下のとおり。

「ここ数か月、グレンダイザーのゲーム開発に特に熱を入れて取り組んでいます。ファンのため、そしてまだ宇門大介とその仲間を知らない皆さんのためにも、高品質のゲームを作りたいと思っています。グレンダイザーは、世の注目を集めるにふさわしい豊かな世界です。Endroadでは社員一同がグレンダイザーに対する強い思い入れを持っており、世界中のゲーマーが何十年来待ち望んでいたゲームを必ず我々が提供するとの決意を強くしています。グレンダイザーを蘇らせるということは、我々にとってまさにチャンスであり、歴史に残るアドベンチャーゲームを製作するために弊社のあらゆる経験を注入しています。」


『UFO Robot Grendizer(UFOロボ グレンダイザー)』は、PC/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに2023年発売予定だ。なお、本作については日本向けにもアナウンスされており、国内発売にも期待できそうだ。




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