オープンワールドモンスター育成銃撃RPG『パルワールド』発表。不思議な生物パルと共に送る生活と戦闘


国内のゲーム開発会社ポケットペアは6月5日、情報番組「INDIE Live Expo 2021」内にて『パルワールド(Palworld)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発表にあわせて、Steamのストアページも公開されている。
 

https://youtu.be/EY4lyOH1_0o

 
『パルワールド』はポケットペアが開発中の、オープンワールド・サバイバル・モンスター育成RPGである。本作の舞台は、不思議な生物「パル」が生息する世界だ。彼らはそれぞれ姿かたちが異なっており、羊や牛のようなパルから、竜や狼のようなパルまで、さまざまな見た目と特性のパルが存在。この世界の人間たちは、農作業や建設などを手伝ってくれる彼らと共に、生活を営んできたようだ。

しかし、誰しもがパルを大切に扱っているわけではない。パルの売却や貴重なパルの捕獲、パルを解体して食べることなどは法律によって禁止されているにも関わらず、パルたちを狙う密猟者がこの世界には存在していた。
 

 

 
プレイヤーは、そんなパルたちの息づく世界で自由に時間を過ごす。火や電気といった能力でパルに生活を助けてもらったり、飛行可能なパルに乗ってあちこちを冒険したり、ダンジョン内でパルと共に戦ったり、建設作業をパルに任せて巨大建造物を建てたり、農作業の得意なパルたちと農園や果樹園を運営したり、工場を建ててパルたちを働かせたりなど。彼らがそれぞれ持つ能力を活かして、冒険や生活をしていくわけだ。

冒険中には、パルたちを狙う密猟者と遭遇することもある。彼らと遭遇した際には、プレイヤー自身も銃を手に応戦し、密猟者たちと戦闘を繰り広げる。動画内には、謎の単純労働を課せられたパルの姿も映されているが、密猟者に捕まったパルを助ける展開もあるのかもしれない。また禁猟区には、絶滅危惧種に指定された貴重なパルが潜んでおり、プレイヤー自身が密猟者として一攫千金を狙うこともできるそうだ。

そのほか、広大な世界に生息するパルを集めて育てる要素や、親の特性を受け継いだ新たなパルを誕生させる繁殖、さらにパルたちに手作業を任せる自動化も搭載。マルチプレイに対応しており、一緒に世界を冒険する以外に、対戦やパルのトレードもできるそうだ。パルたちと共に農業や探索に出かけたり、彼らを効率的に利用して自動化や大規模建設をしたりなど、プレイヤー次第で変わる自由な世界での冒険が描かれていくのだろう。
 

 

 
本作を開発しているのは国内のゲーム開発会社ポケットペアだ。同社はこれまでに、多彩な要素を意欲的に取り込んだオープンワールドサンドボックス『クラフトピア』と、ローグライクとタワーディフェンスをかけあわせたカードゲーム『Overdungeon』をSteamにてリリース。『クラフトピア』は現在も早期アクセス配信中で、次期アップデート「梅雨アップデート」では、ペットシステムの登場や個人サーバーへの対応なども予定されている。

『パルワールド』は、Steamにて配信予定。発表にあわせて、Steamのストアページも公開されている。