スタイリッシュ交通整備ゲーム『Mini Motorways』Steam向けに7月20日発売へ、Switch版は来年。『Mini Metro』開発元新作

 

インディースタジオDinosaur Polo Clubは5月24日、『Mini Motorways』Steam版(PC・Mac)を2021年7月20日に発売すると発表した。Nintendo Switch向けには2022年Q1にリリースするという。Steamストアページによると、本作は日本語テキスト表示に対応する。


『Mini Motorways』は、交通整備パズルゲームだ。本作の舞台となるのは世界各国の都市。続々と住居や施設が生まれていく街だ。しかしながら、都市の交通は道路がなければ機能しない。プレイヤーは家と施設を道路でつなぎ、都市を発展させていく。道路を敷設し、人が家と施設を行き来することでスコアが加算されていく。

しかし、都市の交通とは得てして複雑。施設と家にはさまざまな色がつけられており、対応する色同士をつなぐ必要がある。規模が大きくなれば、整備するのも一苦労だ。道路を切り離したり、合流させたり、川をまたぐために橋で道路をつないだり、高速道路をつないだり。家や施設は点々と生まれゆくので、うまくそれらをつなぎながら、都市を発展させるのだ。


本作は2019年にApple Arcadeにて先行リリースされた。リリース後もアップデートが続けられており、新たな都市の追加や車の移動メカニズムの変更などが実施されてきた。Steam版のリリースに際しては、大型アップデートが実施。新都市として、メキシコシティとドバイが追加されるという。gifキャプチャー機能や新モードも追加されるようだ。すでにゲーム内に用意されている都市の中には、東京マップも存在する。

開発元Dinosaur Polo Clubは、『Mini Metro』を手がけたスタジオだ。ニュージーランドの首都・ウェリントンに拠点を置いている。前作は鉄道をつなぐゲームであったことに対し、今作では道路をつなぐ作品となっている。ミニマルなスタイリッシュさを継承しつつ、3D表現などを導入。慌ただしいゲームプレイは健在で、渋滞要素がプレイヤーの頭をさらに悩ませるアクセントとなっている。なお今作は色覚異常者向けモードや夜間モードなども、用意されている。

『Mini Motorways』のSteam版(PC・Mac)は7月20日配信予定。Nintendo Switch版のリリースは2022年Q1。価格は9.99ドルと発表されており、日本円としては1000円前後になりそうだ。