『Among Us』次回アップデート内容発表、最大15人プレイが可能へ。一方バグ修正も進行中、「四角いピンク」になったクルーメイトは助かるのか


Innerslothは4月21日、『Among Us』について次回アップデートの内容を発表した。目玉となる内容としては、プレイヤーロビーの最大人数が拡張される。またこのほか、プレイヤーカラーやアートスタイルについて改善が施されるという。 
 

 
『Among Us』では今月1日に大型アップデートが実施された。新マップ「The Airship」が実装され、ミニゲームなどが追加された。さらにアカウントシステムが導入され、不適切な他のユーザーを通報することが可能となっている。またこのとき、追って実装予定の項目として、同時プレイ可能人数を10人から15人に拡張することを伝えていた。今回のアップデートで15人プレイが実装されたことにより、4マップ中最大サイズとなるThe Airshipでの遊び方がより多様化しそうだ。プレイヤーのカラーバリエーションは現在12色のラインナップだが、こちらも最大人数増加にともない、よりカラフルなクルーメイトがお目見えするようだ。またアートスタイルについても刷新。線がよりクリアになり、アニメーションのプロセスも効率化が進められているという。 

なお、Innerslothは現時点で判明しているバグと修正の進行状況についても4月19日に報告している。iOS/Mac版においては、パブリックのゲームに参加する際、画面に3つの点が表示されたままローディングが終わらない問題が発生中。開発チームは現在調査に当たっているとのことだ。またプラットフォーム間共通のエラーとして、『Among Us』サーバーがユーザーのアカウントを認証できない旨が表示される不具合が発生している。4月1日のアップデート以来、アカウントを認証しないとオンラインでのプレイができなくなっているため、一部ユーザーにとっては致命的な問題。こちらはユーザーごとに認証できる場合とできない場合があり、再現性に一貫性がないとのこと。本問題についてもInnerslothが詳細を調査中だ。 

ゲーム内のバグについてもいくつかが既知の問題として報告済み。このうち、死体報告時のミーティング後にスタックしてしまうバグについては、設定メニューを一度開き、閉じることで動けるようになることが判明している。一方、きわめてまれな事例ながら、特定のプレイヤーがピンクの長方形になってしまう不具合も発生。ハードウェアに起因する珍しいグリッチであり、開発チームが修正方法を調査中だ。購入したエアシップバンドルのスキンが消失してしまう問題についても、調べが進んでいる。 
 

 
このほか、不具合ではないながらも周知されているトラブルを記載。自国のデジタル同意年齢の最低年齢に該当するユーザーは、チャット設定がクイックチャット限定に設定されていることがある(Android端末を除く)。この場合はゲームの設定画面からフリーチャット+クイックチャット可に切り替えるように呼びかけられている。  

『Among Us』はPC(Steam)/iOS/Android/Nintendo Switch向けに配信されている。なお2021年中にはXbox Series X|S/Xbox Oneへの対応も予定しており、すでにPC向けにはXbox Game Passでの利用が可能となっている。