国産オープンワールドサンドボックス『クラフトピア』初の大型アップデート配信。VRoid Hub連携機能、新エリア地獄、一部時間経過の変更など遊びやすさも進化


国内のゲーム開発会社ポケットペアは12月22日、『クラフトピア』にて初の大型アップデート「地獄アップデート」を配信した。同アップデートでは、VRoid Hubへの正式対応や新エリア地獄の追加、建築用の武器「回収ロッド」の登場など、多岐にわたるコンテンツが追加されている。また、Steamでは12月23日より「Steamウィンターセール2020」が開催されており、1月6日までの期間『クラフトピア』も20%オフの2056円で販売中だ。
 

 
『クラフトピア』は、ポケットペアが開発中の、クラフト農業ハクスラ⾃動化建築マルチ対応オープンワールドサバイバルアクションゲーム。公称されているとおり、クラフトから自動化・ハクスラまで、意欲的にさまざまな要素が取り込まれており、多彩な要素による遊びや混沌とした状況が本作の魅力となっている。

通称「地獄アップデート」では、前述のとおりVRoid Hubとの連携機能が導入され、VRMに正式対応した。シングル/マルチ選択後のキャラクターを選ぶ際に、画面右下へVRoid Hub設定というボタンが追加。VRoid Hub設定内からPixivアカウントを使い『クラフトピア』とVRoid Hubを連携すると、VRoid Hubでいいねをしたアバターと自分でアップロードしたアバターが、『クラフトピア』のキャラクターとして簡単に使えるようになる。なお、各アバターには利用規約が設けられているほか、自分でアップロードした以外のアバターでは、VRoid Hub側で暴力表現やクレジット表記不要などに設定されているアバターが本作で使用できるそうだ。
 

 
新時代「火の革新時代」(LV5)や新マップ「地獄/毒沼」も登場している。地獄は、Lv5以上の島として出現する上級者向けの新マップ。あちこちに溶岩の流れる赤黒いフィールドでは、普通とは違った生物が生息。アヌビスが暮らす浮島も闇の障壁に囲まれており、マップ上にいる3体の傀儡を倒すと障壁が解除されるという。敵の矢や魔法を跳ね返せるパリィを含めた多数のスキルのリワークや新実装、新ボスリザードガンナーやグリフォンも登場している。
 

 
一部時間経過の仕様が変更され、他の島に行っている間も建物の時間が進むように。これまでアイテムを作成している間は、他に島にいると時間が経過せず製作が進まないため、その島の中で時間を進める必要があった。今回のアップデートによって仕組みが一部変更されたことで、アイテム製作中に他の島に素材を取りに行ったり、探索に出かけられるようになったわけだ。

そのほか、銀行や過酷な環境用のヒートレジストポーション/減るレジストポーションといった新アイテム、解放済みの島の削除機能、島リセット機能、遠くの建物を回収できる「回収ロッド」の追加、同じ武器を使って修正値を増加させられる「精錬」システムも登場。ハクスラ要素からサンドボックス系までアップデート内容は多岐に及んでおり、新しいコンテンツが導入されただけでなく、遊びやすさも向上しているのだろう。また期間限定イベントとして、12月25日まではシカの様子がおかしくなる時間帯があるクリスマスイベントも開催されている。
 

 
クラフトピア』は、Steamにて早期アクセス配信中。「Steamウィンターセール2020」の対象となっており、1月6日までの期間は20%オフの2056円で購入できる。