国産サンドボックス『クラフトピア』新アプデで新規バイオーム「砂漠」が一部登場。ほかにもボススキル実装や多数機能改善などいろいろ

 

国内のゲーム開発会社ポケットペアは12月21日、『クラフトピア』にて「砂漠&DedicatedServer」アップデートを配信した。同アップデートでは、新規バイオーム「ウンネフェル砂漠」が部分的にリリース。コンテンツとしては、ボススキルや多数の機能改善なども実施されている。


『クラフトピア』は、狩り・農業・ハクスラ・建築・自動化など多数の要素を内包した、マルチプレイ対応のオープンワールドサバイバルアクションゲームである。本作は多数のゲームを組み合わせて理想郷を目指した作品として、2020年10月に早期アクセス配信がスタート。2023年6月のシームレスアップデート後は、広大なオープンフィールド上で、資源の採集や拠点の建築、アクションを駆使したバトルや農業などが可能となっている。早期アクセス開始時点からバグを利用したテクニックに寛容であり、プレイヤーの研究によって混沌としたゲームプレイが展開されてきた点も特徴だろう。


今回の砂漠&DedicatedServerアップデートでは、まず新規バイオームとして「ウンネフェル砂漠」が一部リリースされた。アップデート後、フィールド上の北東の地域に砂やサボテンの目立つ砂漠のエリアが登場。Lv60に近い高レベルの敵や高レベルのボスも存在しており、新しい環境での冒険などが待ち受けているようだ。なお、ウンネフェル砂漠はフィールド上に登場しているものの、部分リリースとされている。新たな時代Lv/ダンジョン/NPCからの依頼/洞窟/ショップ/などは後日開放予定であるそうだ。


新たなコンテンツとしては、ボススキルも登場している。アップデート後は、スキル画面に特定のボス討伐を習得条件とする新たなスキルが追加されている。たとえばスキル「サイコガン」は、ボス「リザードガンナー」討伐によって解放される。ボスを倒していくことで、対応したボススキルが習得可能になるわけだ。パッチノートによると、今回のアップデートでは9種類のボススキルが登場。今後もボススキルは随時追加予定とされている。そのほかコンテンツとしては、Lvキャップの解放により、Lv上限が60まで上昇。パイプラインに関するロジック変更や操作性改善も実施されているそうだ。今回のアップデートより、シームレスワールド化後に一時閉鎖されていたDedicated Serverの試験開放も実施されている。

本アップデートでは、機能改善やバグ修正も多数実施された。大きなものとしては、サイクロプスやエンシェントゴーレムなど、一部モンスターが捕獲可能へと変更。ボスの捕獲可能化にあわせて、ダンジョンボス部屋のボスが捕獲可能になっている。また便利な改善としては、死亡時の復活選択肢が追加。場所によって復活場所を、最後に使用したポータル/ダンジョンの入口/洞窟の入口が選択できるそうだ。

不具合の修正としては、弓を打つ際にレティクルと体が被る問題や、ワールド選択時にワールドの時代レベルが一つ下に表示される不具合、ファーヴニル捕獲時に遺物アイテムになってしまう問題などが修正。そのほか大量のドロップアイテムによる負荷の軽減策が実装され、水上でジャンプしたホバーボードが異常な速度で前進する問題なども対策されている。機能改善とバグ修正は多数実施されているため、全容についてはパッチノートを確認してほしい。

『クラフトピア』は、Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)向けに早期アクセス配信中だ。