PS5版『Kena: Bridge of Spirits』は起動まで約2秒。少女の冒険を手助けする精霊も最大100体同時描写と、次世代機の利点を活かす

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今年6月に発表された『Kena: Bridge of Spirits』。PS5/PS4/PC(Epic Gamesストア)向けに開発されている3Dアクションアドベンチャーゲームだ。元アニメーションスタジオが描く独特の世界観が特徴の作品。腐敗物を分解する黒くて臆病な精霊ロットが暮らす森を舞台に、神聖な山の神社を求めて旅する少女Kenaの物語が描かれる。Kenaの役目は、何らかの理由で成仏できずにいる魂を救うこと。道中でロットたちを仲間にすることで、Kenaは自身の能力を高め、環境を操作するための新たな方法を生み出していく。

そんな本作のPS5版は、PS5のシステムメニューから、約2秒で起動すると、同作の情報を先行して扱っている海外メディアのGame Informerが伝えている。ゲームの発表当時、開発元Ember LabのCOO Josh Grier氏は、「SONYのサポートとPS5の機能を活用することで、私たちが思い描いていた没入感のある体験を拡張し、ユニークなプレイメカニクスを強化することができました」と語っていた(国内PlayStation.Blog)。ではPS5の機能によって、具体的にどのような恩恵を得られるのか。今回の報道ではその片鱗が明らかになった。


PS5にてロード時間の大幅な高速化が図られることは、かねてから発信されてきた。たとえばPS5タイトルの『Horizon Forbidden West』でも、PS5のカスタムSSDによってロード時間はほぼなくなると伝えられている(関連記事)。『Kena: Bridge of Spirits』も例外ではなく、PS5のシステムメニューからゲームを起動するのに約2秒で済むとのこと。ロード画面用のアニメーションを作ったものの、読み込みが速すぎてPS5版では流す時間がないほどだという。

もちろんビジュアル面でもPS4版に比べて美しく、より青々と茂った、表現豊かな森林が描かれる。本作の重要キャラクターである精霊のロットに関しても、PS4版では一度に描写できる数に限りがあるのに対し、PS5版では最大数である100体が動きまわる様子を画面におさめることができるという(PS4版ですべての精霊を表示させると、パフォーマンス面での負荷がかかりすぎるため断念したとのこと)。なお本作のロットは、仲間にするとKenaの冒険を手助けしてくれる。障害物を動かしたり、高所に届くための足場を用意してくれたり。戦闘では敵の注意をそらしたり、Kenaの武器(杖/弓)を強化してくれたり。物語とゲームプレイの両面において重大な役割を担う。

またPS5用コントローラー「DualSense」の機能も活用。同コントローラーのL2/R2トリガーには、プログラムにより抵抗力を指に伝えるアダプティブトリガーが搭載されている。『Kena: Bridge of Spirits』では強攻撃時や弓矢の使用時に同機能が使われる。トリガー部分だけでなく、感触を伝えるハプティックフィードバックを用いて、精霊ロットが弓に装着する感触や、能力としてロットを操る際の動きを感じ取れるという。


開発元のEmber Labは過去に『ゼルダの伝説』のファンフィルム「Majora’s Mask – Terrible Fate」を制作したほどの『ゼルダの伝説』好き。『Kena: Bridge of Spirits』のゲームプレイ面では、やはり同シリーズから影響を受けているそうだ(Game Informer)。なお同作はオープンワールドゲームではなく、ハブエリアとなる村を中心に、複数の地域に出向くワイドリニア形式を採用。ゲームのボリュームとしては「週末に余裕を持ってクリアできる」ほどだという。価格帯については、フルプライス(60ドル)にはならないとのこと。

*Majora’s Mask – Terrible Fate

Kena: Bridge of Spirits』の対応プラットフォームはPS5/PS4/PC(Epic Gamesストア)。PS4版からPS5版への無料アップグレードにも対応。発売時期は今冬を予定している。

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