雨の1日を過ごす3DADV『梅雨の日』Steamなどで配信開始。祖母の家で過ごす、懐かしき少年の日常

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個人開発者の藤尾いなさ氏は8月20日、『梅雨の日(Rainy Season)』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io)。日本語に対応しておりSteamでは410円、itch.ioでは3.99ドルで販売されている。なお本作は、Humble BundleのサブスクリプションサービスHumble Choice 5月分のExtra枠としても配信されていたが、Steam/itch.io版ではいくつかの変更も行われているようだ。

『梅雨の日』は、雨の1日を祖母の家で過ごす、どこか懐かしい3Dアドベンチャーゲームである。主人公は、母と姉、弟と共に祖母の家へ遊びに来ている少年。今日は遊園地に行く約束の日。少年は、楽しい1日を思い描いて眠っていたのだが、朝起きてみると外は雨模様。窓から外を眺めていても状況は変わらず、遊園地行きの約束はあっさりと中止になってしまい、少年の雨の1日が始まる。

降りしきる雨により外で遊ぶこともできないため、少年は祖母の家で1日を過ごす。日本人形と仏壇が置かれた薄暗い和室、てるてる坊主がむなしく揺れる縁側、家族がゆっくりしている居間、おばけがいるという開かずの間など、祖母の家の中は自由に探検できる。


また、家の中には少年の思い出のグッズを含め、空想のきっかけになる物が置かれており、それらを手に取るとちょっとしたイベントが発生。宙を漂うクラゲの姿など、空想を現実に重ねた幻想的な光景が描かれていく。不思議な出来事を誰かに報告したり、家族の手伝いをしたり、日常のささやかな選択肢も用意されている。

ブラウン管テレビが現役だった今よりも少しだけ前の時代。おばけや不思議なものを信じていた懐かしい1日が、少年の視点から描かれている。1日の長さは、ゲーム開始時に20分/40分/60分から選択。時間経過によって、お昼ごはんやおやつといったイベントも発生する。

本作を開発したのは、イラスト専門大学生の藤尾いなさ氏だ。本作は同氏が趣味で開発した作品であり、2019年4月に郵便配達員として田舎へ手紙を届けるADV『Inaka Project』のプロトタイプとして開発がスタート。結果的に短編の別作品としてリリースされることになったそうだ。同氏のツイートによると、デビュー作として本作に満足しており、バグ修正を含めたアップデートも予定されているという。不具合の報告などは、専用のフォームから受付中だ。また、本作のBGMは渡邉紘STRINGSが担当しており、サウンドトラックが各配信サイトにて販売されている。

『梅雨の日』は、Steamでは410円、itch.ioでは3.99ドルで販売中。Humble Troveの1タイトルとしても配信中だ。

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