サイケデリックな悪夢を巡る2DACT『Ego In A Coma(自我、状態、昏睡。)』Steamにて無料配信開始。強烈なアートで描かれた狂気の世界

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国内のインディーゲームスタジオKoS Studiosは6月30日、フリーゲーム『Ego In A Coma (自我、状態、昏睡。)』を公開した。対応プラットフォームはSteam。iOS/Androidでのリリースも予定されている。

『Ego In A Coma』は、サイケデリックな悪夢の世界を探索する短編2Dアクションアドベンチャーゲームである。主人公は不眠症の女性。ある日、彼女が強力な睡眠薬を飲んで入浴していると、奇妙な精神世界へ迷い込んでしまい、現実への脱出を目指すことになる。悪夢の世界には、巨大な殺人鬼や不気味なクリーチャーなど、敵が徘徊している。ジャンプ、回避、武器を使ったアクションを駆使して敵と戦い、白い何かが回転している扉へ入ったり、その場にいるクリーチャーを全員倒すなど、先への進行が本作の目的だ。猥雑な看板が輝くサイバーパンクや絶望と呪いの渦巻くダークファンタジーを含め、ステージを進むごとにテーマが変化。全部で5ステージで構成されており、ステージ最奥にはボスが待ち構え、ボスを倒すと新しい武器が入手できる。

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本作の特徴は、強烈なアートワークで構成された混沌とした狂気の世界観だ。前述のとおり、本作ではステージを進むごとにテーマが変化していくのだが、そのどれもがダークでインパクトの強いものに描かれている。神話をモチーフにした敵や、残酷でグロテスクなFlash作品風の世界、特定のインターネットで見覚えのある男たちも登場。ボイスや字幕によってストーリーが描かれるわけではないものの、世界を巡っているうちにプレイヤーをサイケデリックな悪夢の世界へ誘う。2Dアクションゲームとしては、時折動作の怪しい箇所も見受けられるが、敵を倒すとHPが回復するシステムも含め、プレイに支障はない。下品なネットミームまで作品の一部に取り込んだ世界観によって、1時間程度の奇妙な体験が描かれている。


本作を開発したのは、東洋大学に所属する学生たちだ。Kazuki Takeda氏が、アートも含めディレクターやゲームデザインなど制作全般を担当。同氏以外に、Masane Shu、Ayu Miyazaki、Hidekazu Hara氏がキャラクターデザイン、環境デザインとして参加している。またKazuki Takeda氏は、次回作として3D作品を開発予定。昨年11月のインタビューでは、砂漠を水で埋めるようなかわいい作品を作りたいとも語っている(Game Creators Guild)。『Ego In A Coma』は、Steamにて無料配信中。パフォーマンス的にはPC版がおすすめとのことだが、iOS/Android向けにもリリース予定だ。

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