工場建設オープンワールド『Satisfactory』6月9日についにSteam上陸。複雑化し続ける探索生産自動化工業ゲーム

Coffee Stain Studiosは5月29日、『Satisfactory』を6月9日よりSteamにて早期アクセス配信開始すると発表した。『Satisfactory』は、一人称視点で展開されるオープンワールドゲームだ。

Coffee Stain Studiosは5月29日、『Satisfactory』を6月9日よりSteamにて早期アクセス配信開始すると発表した。リリースに際しては10%オフセールをおこなうという。先行して販売されているEpic Gamesストアでの価格は3380円なので、約3000円程度で発売されることだろう。

『Satisfactory』は、一人称視点で展開されるオープンワールドゲームだ。プレイヤーは大企業FICSITの一員として、惑星の開拓を進めていく。本作はオープンワールドゲームということで、植物から葉を採取したり、獣を狩ることもできるが、工業化を進めるのが本作の趣旨である。鉄などを採掘し、研究ハブを設置。そのハブをアップグレードしていくと、クラフトや加工が可能になっていく。採掘と加工により新たなアイテムを生み出すのだ。

最初は手作業でも十分だが、次第に要求されるアイテムの数が多くなってくる。そこで自動化の出番だ。採掘機や加工機をベルトコンベアでつなぎ、それらに送電をすることで自動化プロセスの基盤構築完了。鉄だけでなく銅の加工やコンクリートも自動で生産していこう。さまざまなものを作り出し、ラインを複雑化し、巨大工業都市を生みあげるのだ。


『Satisfactory』は、2019年3月よりEpic Gamesストアにて早期アクセス配信開始されており、発売3か月で50万本を達成するなど好調な売上を推移。開発についても着実に進められており、原子力を追加するアップデートや液体資源を追加するアップデートを実施。システム整理およびコンテンツを拡充してきた。1年間の時限独占販売を経て、Steamでのリリースを告知していたが、具体的な配信日は決まらぬまま。紆余曲折を経ながら最終的なSteam早期アクセス配信日として、6月9日のリリースが決定した。

昨年3月の時点でもかなり遊べた本作であるが、3回の大型アップデートにより進化してきた。一方で開発側は現在の同作を「完成には程遠い」と評しており、まだまだ時間が必要であると訴えている。それゆえに早期アクセス期間についての区切りは定められていない。逆に言えば、まだまだコンテンツが追加されていくということだ。


一人でじっくりラインを作るのも楽しいが、マルチプレイで作業を分担するのも面白い本作。じっくりでもゆっくりでも遊べる、協力プレイが楽しい作品だ。ゲーム内は日本語に対応しており、友人を誘って工業都市建設を目指してみるといいだろう。

『Satisfactory』は2020年6月9日にSteamにて早期アクセス配信開始予定だ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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